LOGOS GALLERY

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TAKAHASHI HIROKO EXHIBITION
OVERTURNING FIXED IDEAS AND PROVOKING NEW WAYS OF THINKING.

開催概要

会場
LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー
渋谷パルコ パート1 / B1F
期間
2013/06/28(金)-2013/07/10(水)
最終日は、17:00まで
入場料
無料
公式HP
http://takahashihiroko.com/

展覧会説明

- 展覧会について

高橋理子。
彼女の活動は多岐にわたり、生きていることのすべてが表現であると語っています。
本人がデザインしたプロダクトの販売行為でさえも、
ものを介して人に影響を与えるための表現活動であるという概念によって、
既存のマーケットにとらわれない、新たな価値を生んでいます。

本展覧会は、作家本人がこれまで手掛けてきた着物をまとい、
仁王立ちでたたずむポートレートを中心に構成されます。
今回展示される、曖昧な写真の存在も私たちの持つ固定観念に揺さぶりをかけるのでしょう。
小さな混乱や曖昧さを与えることで、人々が自主的にあらゆる物事の本質に向き合う状況を生み出します。
私たちは試されているのです。
日々、考えて生きているだろうか。思考を巡らせることを止めてはいないだろうか。
高橋理子は、人々の日常に存在する固定観念を覆し、
思いを巡らせるきっかけを生み出す活動を続けている。




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TAKAHASHI HIROKO は怪物だ。革新的なのに、てらいもなく伝統的。そもそも、伝統とは常にみずみずしい
「今」の在り方を問い続けることの積み重ねだったはずが、継承という言葉に甘んじて、ぼくらは奥に大切な動きを
しまいこんでいただけじゃないかと、彼女に触れると、はっとさせられる。時代の定義などまったく意にも介さない
かのごとく、驚くほど伸びやかで、そしてなによりも本質的であろうとする態度が、彼女の才能をジャンルレスにし
ているのだろうが、そんなことで機能しなくなる「ファッション」とか「アート」とか「和」とかそういうジャンルの方
こそが、この野放図な「今」の姿の前では、よほど元気なく見えてしまうのである。 市耒健太郎  第十代 雑誌
『広告』編集長、博報堂クリエイティブディレクター