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Chim↑Pom

2005年、卯城竜太・エリイ・林靖高・岡田将孝・水野俊紀・稲岡求の6名で結成したアーティスト集団。時代のリアルに反射神経で反応し、現代社会に全力で介入した強い社会的メッセージを持つ作品で知られる。彼らの活動への注目は国内にとどまらず、国際展をはじめとし海外での発表も多い。東日本大震災をきっかけに開催した2011年5月の個展「REAL TIMES」では、渋谷駅に設置された岡本太郎の壁画《明日の神話》に福島第一原発事故の絵を付け足した作品も展示し話題となった。表現活動は作品の発表だけではなく、『美術手帖』(「Chim↑Pomプレゼンツ REAL TIMES」特集、2012年)や「ひっくりかえる展」(ワタリウム美術館、2012年)といったキュレーション、連載など多岐にわたる。著作に『Chim↑Pom チンポム作品集』(河出書房新社)『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』
(阿部謙一氏との共編著、河出書房新社)がある。 2012年7月には新書「芸術実行犯 Chim↑Pom・著」が刊行された(朝日出版社)。