会 場: | LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー 渋谷パルコ パート1 / B1 |
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期 間: |
2008年3月28日(金)−2008年4月16日(水) ※会期中無休 10:00am - 9:00pm ※最終日は5:00pmにて終了 |
入場料: | 無料 |
お問合せ: | 03-3496-1287(ロゴスギャラリー) |
独特の発色や機構を持ち、個性的なAGFAのカメラ
ヨーロッパの伝統的フィルムメーカーとして知られるAGFAは、個性的なカメラメーカーとしても、その名を世界のマニアに知らしめています。AGFA社が作った名作カメラは、独特の発色や機構を持ち、独特の描写を持っています。
AGFAカメラの時代は、写真が最も夢を持って撮られ、デザインが最もイキイキと輝いていた時代でした。四角い箱の形をしたボックスカメラから、小型のワンテンカメラ、そして気軽さと美しさを両立した35ミリカメラまで、AGFAカメラのカジュアルな美意識は、時代を経ても全く風化することはありません。
カメラマニアを魅了しながら現代の写真好きな若者たちをも夢中にさせているAGFAカメラ
今回開催の"AGFES(アグフェス)"は、独AGFA社の関係者たちから集めた極上のUSEDカメラを紹介する「写真とカメラが夢見た時代」のマーケットであるといえます。AGFAが1950年代〜1960年代に生産した極上のUSEDカメラ、貴重なレアカメラを多数展示販売するほか、独特のモダンデザインカメラなどのカメラ、フィルム、"AGFES" 記念限定Tシャツやグッズなどを販売いたします。
「いったい、AGFAカメラがカメラマニアを魅了しながら現代の写真好きな若者たちをも夢中にさせている理由はどこにあるのか?」
この "AGFES(アグフェス)" で、その理由を体感できることでしょう。
展示および販売内容(予定)
- ●ドイツAGFA社の貴重なカメラを展示・販売
- めったにお目にかかれない極上のUSEDのみを展示販売いたします。
- ●ドイツAGFAゆかりの様々な資料を展示
- ●AGFA PHOTOニューフィルムの全ラインナップを展示販売
- ●日本初上陸のAGFA PHOTOブランドの新作、デジタルストレージを販売
- ●AGFES記念限定グッズを販売
- ●代表的なトイカメラを展示・販売
販売カメラ(例)
- ●AGFA110シリーズ 15,000円〜
- ●AGFAOPTIMAシリーズ 20,000円〜
- ●AGFA120BOXシリーズ 15,000円〜
AGFA PHOTO とは?
ヨーロッパ最大の総合写真企業・アグファ社は、1867年、ベルリンに染料製造会社として創業という長い歴史を持つ。その後AGFA社は染料製造にとどまらず、化学薬品製造から現像薬品製造、フィルム製造へと業務を拡大した。
アメリカのコダック社と並び称されるヨーロッパ最大のフィルムメーカーとなったAGFA社は、その一方でカメラ製造も手掛けた。特に1950年代〜1960年代に生産したカメラの種類は多く、西ドイツのカメラ企業としては最大の規模を誇った。生産された数々のカメラの中心となる製品は「中級機」、「普及機」で、実用的な中堅名機として、カラート36、スーパージレッテ、アンビジレッテ、アンビフレックスなどがある。
しかし2004年、カメラのデジタル化の波に押され、アグフア・フォト社に引き継ぐ形でフィルム製造部門から撤退、さらにそのアグフア・フォト社は2005年に倒産した。
その後、フィルム事業をドイツLUPUS社が引き継ぎ、限定的にAGFA PHOTOのフィルム再生産をスタート。日本においては、昨2007年夏にパワーショベルと業務提携し、日本の市場にフィルム事業での本格的な進出を果たした。
AGFAの"赤"に代表されるその独特で強烈な発色を特徴とするAGFAフィルムの復活は、世界中のコアな写真ファンから待ち望まれていた。