会 場: | LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー 渋谷パルコ パート1 / B1 |
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期 間: |
2009年4月3日(金)−2009年4月15日(水) ※会期中無休 10:00am - 9:00pm ※最終日は5:00pmにて終了 |
入場料: | 無料 |
お問合せ: | 03-3496-1287(ロゴスギャラリー) |
生誕250周年を迎えた世界初の植物画家P=J・ルドゥーテの代表作『バラ図譜』など、アンティーク・ボタニカルアート(植物細密画図譜)の最高峰を展示販売いたします。
今回、欧州コレクターからの大量入荷により、未だかつてない低価格でのご提供ができることになりました。複製品では得られない、本物のルドゥーテをコレクションするチャンスです。その他、ボタニカルの代表作『ボタニカル・マガジン』や、ヨーロッパ各地のレアな図譜や古書を多数出展いたします。哺乳類や昆虫類、魚類、鳥類を網羅した博物画の図譜、古書もございます。本格アンティーク美術展としての展示価値も高く、見ごたえのある古書が並び、一般のコレクターから研究者に至るまで幅広いファンにご満足いただける展示です。
出展商品詳細
1.図譜
- ●『バラ図譜』P=J・ルドゥーテ第一版1817年、第二版1824年
- ●『王家の花束』P=J・ルドゥーテ1843-44年
- ●『美花選』P=J・ルドゥーテ1828-33年
- 1759年にベルギーで生まれたピエール=ジョゼフ・ルドゥーテは、激動のフランス革命に人生を翻弄されながら、世界初の植物画家としてパリで活躍し、ナポレオン王妃ジョセフィーヌの植物園でバラやユリを描き、画集を刊行しました。ルドゥーテのバラは、永遠の名作として現在でも、画集やバラをモチーフにしたグッズに人気があります。
ルドゥーテの版画の特徴は、銅版に細かく点刻し、その点に自らが手彩色を入れやわらかな風合いを実現した、当時の画期的なスティップル・エングレーヴィング(点刻彫版法)の技術によるものです。どうぞお近くでご覧下さい。又、後半生に作成されベルギー王室に寄贈された希少な図譜『王家の花束』も出展します。
- ●『ボタニカル・マガジン』ウィリアム・カーティス1787年イギリス刊行
- 1787年に創刊してから現在も刊行を続けている、英国王立キュー植物園の機関誌。出版家のカーティスは、みずから植物の研究を重ね、植物の普及のために、この世界初の植物専門雑誌を創刊しました
- ●『園芸愛好家のための植物画集』パンクラス・ベッサ 1836年パリ刊行
- ルドゥーテの弟子で多色点刻銅版画の美しい図譜を多く手がけました。
- ●『英国鳥類図譜』フランシス・O・モリス 1851年〜57年イギリス刊行
- 最初の普及版での鳥類専門図鑑。ベンジャミン・フォーセットによる多色木版に手彩色の図譜。
2.古書
- ●『フローレ・メディカーレ』ショーメトン、ポワレ、シャンベレ編集 1814年フランス、パリ刊行
- スティップル・エングレーヴィングの薬草辞典の名図鑑
- ●『バラ図譜』P=J・ルドゥーテ1824年パリ刊行
- ●『英国の甲虫辞典』トーマス・マーティン 1792年
- 当時の収集ブームの典型的なコレクションであった昆虫類は、今日では絶滅種も数多く見られ興味深い図鑑です。手彩色の美しさが極まります。イギリスに生息する甲虫(カブトムシやクワガタなど)ばかりを集めた幻の1冊。