Art and Design of Sasaki san

会 場: LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー
渋谷パルコ パート1 / B1
期 間:

2009年1月15日(木)−2009年1月21日(水)

※会期中無休

10:00am - 9:00pm

※最終日は5:00pm終了

入場料: 無料
お問合せ: 03-3496-1287(ロゴスギャラリー)

ぼくとハコイヌ展

展示会内容

「ハコイヌ」は、団地住まいで犬を飼う事のできない男の子が、純粋な心から造り出した段ボールの仔犬。
ある日、引っ越しの手違いから置いてけぼりになってしまった「ハコイヌ」は、男の子を探す旅に出ます。
頭に詰まったたくさんの宝物を、大好きな男の子に届けるために・・・。

ハコイヌの誕生と少年との日々、別れと旅立ちを描いた原作絵本『ぼくとハコイヌ』の発売を記念して、作者さとうえいめいが描きおろした40ページに及ぶ原画や、絵本にいたるまでの習作を展示。ハコイヌグッズの販売も行います。

ハコイヌくじや作者サイン会、会期中限定のオリジナルグッズ特別価格販売など、盛りだくさんの内容です。
どこか懐かしく、素朴であたたかい心に出会えるハコイヌの世界に、ぜひ触れてみてください。

ハコイヌの頭につまった「タカラモノ」 それは大好きという素朴なココロ。

箱を二つ重ねただけのシンプルなデザインは、角張っているのになぜかやわらかく、健気でまっすぐな印象を与えます。それはハコイヌの大きな頭の中に、ハコイヌを作った男の子との、たくさんの思い出や愛情が詰まっているからです。
ハコイヌに触れた子供達が、単なる空き箱や段ボールの中に、気付かなかった新しい価値を見つけることができたら・・・
ハコイヌにはそんな願いもこっそり詰め込んであります。

ハコイヌが持っているエコロジカルな世界

段ボールという素材は、使用済み段ボールを再利用して作られ、今やリサイクル率100%の理想的循環型資源です。
犬の飼えない少年が、捨てられた段ボールを拾って作り出したハコイヌは、簡単にゴミにしてしまう今の時代に、物を大切にするココロを伝えてくれます。

2008年11月より環境省が子どもたちに向けて行う、「21世紀子ども放課後環境教育プロジェクト-ASEEP21-」。全国各地の放課後教室へ環境教育を届けるキャラクターとしてハコイヌが採用されました。全国の自治体で実施する「放課後子ども教室」へハコイヌマークのついた段ボールが届きます。中には温暖化防止や資源のことなど、遊びながら学べる環境教育プログラムキットが4種類入っています。「ハコイヌ」は環境を考えたり、物を大切にする優しい心を全国の子どもたちに届けます。

ハコイヌグッズ

マグカップ ¥1,050
トートバッグ ¥3,675
DVD BOX ¥2,415 (組立てキット付)

プロフィール

佐藤英明(さとうえいめい)

秋田県の白神山地のふもとで生まれる。幼児の頃、町はずれのお絵かき大会で入賞。中学は美術部、高校は生徒会に明け暮れる。
専門学校卒業後、イラストレーターとして活動開始。以来、映画ポスター、雑誌の挿絵を長年手がける。
2002年に団地住まいの自身の体験から、「ハコイヌ」を発表。