この度ロゴスギャラリーでは、『魅惑のキノコ 〜切手と図鑑で巡るキノコ紀行〜』展を開催します。
キノコに魅せられて早20年、『茸日記』(三月兎社)なる詩集も出版されている写真評論家の飯沢耕太郎氏。5,000枚以上ものコレクションがあるというキノコ切手を元に、キノコで世界を巡るヴィジュアルブック『世界のキノコ切手 〜around
the world with a mushroom stamp〜』(発行:プチグラパブリッシング)の発刊を記念し、キノコ切手の展覧会を開催します。
梅雨時だからこそ、かわいらしいキノコ達に会いに来て下さい。きっとじめじめした季節も楽しく過ごせることでしょう!
「キノコ切手は、キノコのイリュージョンとしては最高にピッタリきていると思っています。ちっちゃくて愛らしいし、図柄も国ごとに違う。
集め始めたらどんどん増殖するんじゃないかな、キノコのようにね。コレクションの対象としてこれだけ素晴らしいものはない。実物のキノコをこれだけ集めたら大変でしょう。
そういう意味ではキノコ切手は必然的に僕の前に現れたんだね(笑)」
─飯沢耕太郎─
トリニダード・トバゴ共和国
国別に収集しているキノコ切手の中から代表的なものを選び、額装して展示。キノコと切手についての解説を加えて、会場内を一通りまわるとキノコ切手でミニ世界一周が出来る仕掛けとなっています。さらに、飯沢耕太郎さんによるキノコのコラージュ作品も特別展示いたします。
また、『都会のキノコ』(八坂書房)の著者であり、毎年開催されている「キノコ入門」講座を主催する大舘一夫氏を中心に編纂される『都会のキノコ図鑑』(八坂書房)も同時期に発刊することから、同書に掲載予定の写真資料などによるキノコ図鑑も合わせて展示。デザインとしてのキノコからマニアックなキノコ知識まで、盛りだくさんの展示内容となる予定です。
<書籍内容紹介>
『世界のキノコ切手 〜around the world with a mushroom stamp〜』
モロッコ王国
セルビア・モンテネグロ
ナミビア共和国
モンゴル国
著者:飯沢耕太郎
仕様:B6横 / 160P(2C80P / 4C80P) / ソフト
上製(予定)
序文:キノコ切手にはまってしまった
◎キノコ切手で世界を巡る
1章:ヨーロッパ1 東欧系
コラム:キノコ切手専門カタログ / 最古のキノコ切手
2章:ヨーロッパ 西欧系
コラム:キノコと名画 / グリーンランドにキノコ?
3章:アフリカ
コラム:魅惑の毒キノコ切手 / 将軍様はキノコ好き?
4章:中南米
コラム:変形キノコ切手(3D含む) / 謎のアミガサタケ
5章:北米
コラム:ディズニーのキノコ切手 / キノコとボーイスカウト
6章:中近東
コラム:キノコ切手を一番発行している国 / 花とキノコ・蝶とキノコ
7章:南太平洋
コラム:こんなところにもキノコが!? / 女王様とキノコ
8章:アジア
コラム:ニッポンのキノコ切手は?
対談1. 楽しいキノコの世界へようこそ
大舘一夫(キノコ入門講座 / 「都会のキノコ」著者)
対談2. キノコ切手の愉しみ
石川博己(世界のキノコ切手収集家 / JPS植物切手部会会員)
あとがき