子供たちに大人気のみならず、今、若い母親に圧倒的に支持されている「くまのがっこう」の絵本原画展覧会を開催いたします。
■ くまのがっこうの くまのこたちは きょうも げんきに くらしています
「くまのがっこう」のコンセプトは「LOVE LIFE」です。 「くまのがっこう」は 12ひきのくまのこたちのあたり前の日常生活を描いた絵本シリーズです。早起き、お洗濯、おでかけ… そんなあたり前の「生活の楽しさ」を大切にしたい。それが「くまのがっこう」の思いです。 「くまのがっこう」は ぬいぐるみなどの商品作りや原画展などのイベント、コンサートやHP、チャリティなど活動のすべてを 絵本と同じように大切な「作品」だと考えています。子どもたちが現実の生活で出会うそれらのものは、彼らにとって「くまのがっこう」そのものだからです。 「くまのがっこう」は 絵本だけではなく付随するあらゆる活動を通じて、子どもたちの「LOVE LIFE」を応援したいと考えています。
「くまのがっこう」は、アジアの子どもたちのための学校づくりや、紛争・災害地域に暮らす子どもたちの支援活動を行っている「子供地球基金」に、絵本の売上の一部を寄付しています。
バンダイからはぬいぐるみやポストカードなどの関連商品も販売中で、2005年の秋からは、玩具、文具、陶器など、他社よりライセンス商品も発売予定です。
あだち なみ:絵
多治見市生まれ。多摩美術大学卒業。 シュタイフの仕事に携わった後、デザイナー、絵本作家として活動。 『くまのがっこう』では作画とぬいぐるみなど一部グッズのデザインを手がける。 「絵本を描くようになって、最近いろいろ自分自身発見があります。読者ハガキやメールをたくさん頂くのですが、それを読むと、くまのこたちが私たちの知らないところでみなさんにかわいがられているんだなぁ・・・ということが伝わってきて感動したり、イベントでは、来てくださった方たちと直接おはなしすることができて、これまたみなさんの、いろいろなくまのこたちの話を聞けたり・・・。私たちのつくったものが『くまのがっこう』の世界として存在しているんだ・・・ということを実感してドキドキします。これからも小さなことを大切に、絵本も、ものもつくっていこうと思っています。」
あいはら ひろゆき:文
仙台市生まれ。 バンダイキャラクター研究所の所長としてキャラクターコンテンツの開発を手がける。 『くまのがっこう』では自ら作者兼プロデューサーとして独自のコンテンツワールドを構築している。女の子ひとりのパパ。 「『くまのがっこう』は、朝気持ちよく起きて、昼思いっきり遊んで、夜ぐっすり眠る。そんな“ふつう”の生活を描いています。ジャッキーやくまのこおにいちゃんたちも、泣いたり笑ったり怒ったり、ごくごく“あたりまえ”の子どもたちです。ぼくとしては、そういう“ふつう”とか“あたりまえ”を大切にしたいなあと思っています。そうやって、ずっとずっとおじいさんになるまで、このシリーズを続けていけたらなんて思ったりしている、今日この頃です。」