会 場: LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー
渋谷パルコ パート1 / B1
期 間:

2011年3月17日(木)−2011年3月30日(水)

※会期中無休

10:00 - 21:00

※最終日は17:00にて終了

入場料: 無料
お問合せ: 03-3496-1287(ロゴスギャラリー)

展示会内容

「子どもと一緒のスローなくらし」と「オーガニックライフ」をテーマに活動する“くらすこと”。
その“くらすこと”が、富士見ヶ丘のアトリエから渋谷のロゴスギャラリーに出張して、『春と、くらすこと』と題した企画展を開催。くらしをつつましくも豊かにしてくれるあれこれをロゴスギャラリーにてご紹介します。
様々な作家の春をいざなう器や洋服、さらに大人気のうさぎの会の冷えとりグッズをはじめとする“くらすこと”の定番商品を展示・販売。また、ギャラリーを飛びだして、楽しい催しも予定しています。
のんびりとした春の一日を、いっしょに過ごしませんか?

参加作家プロフィール

安齋新
1971年 東京都生まれ
1995年 法政大学文学部卒業
1998年 佐賀県立有田窯業大学校轆轤科、本科卒業
安齋厚子
1974年 京都市生まれ
1996年〜99年 寄神宗美氏に師事
2003年 京都市工業試験場専修科卒業

2006年 共に石川県加賀市に移住、築窯
荒井智哉
1983年大阪市に生まれる。2006年木を彫りはじめ、翌年、元麻布さる山にて初個展。2008年高知に移住し、制作活動を続ける。
おじろ角物店
角物師である寒竹唯善さんに角物を学び、2008年よりおじろ角物店(屋号)として竹の仕事をはじめる。
角物を中心に、暮らしの中で自分たちが使いたいと思うものを真竹を使い製作しています。
オケクラフト
北海道の置戸町のオケにちなみ、置戸の木を使ったクラフトの総称である、オケクラフト。エゾマツを始めとする主に北海道の素材を使ったあたたかみのある木製品が、町内にあるたくさんの工房で作られています。今回はそんなオケクラフトのお弁当箱をご紹介します。
yumiko iihoshi porcelain イイホシユミコ
「手作りとプロダクトの境界にあるもの」をコンセプトに、量産品でありながら温かみのある食器を心がけて作ってる。龍谷大学短期大学部卒、京都嵯峨芸術大学陶芸科卒。朝日陶芸展入選、伊丹国際クラフト展入賞、テーブルウェアフェステバル入選。卒業後、全国のインテリアショップや個展などで作品を販売、発表している。
沖原紗耶
山梨県南巨摩郡富士川町在住。2000年千葉大学看護学部看護学科卒業。2005年よりネイチャークラフト作家長野修平氏に師事し、竹のカトラリー製作をはじめる。2007年山梨に移住し、山村の古い民家で農的な暮らしを実践しながら竹のカトラリーを製作している。
koton
2009年スタート。天然素材のかばん、洋服の提案。暮らしに寄り添うものづくり。
なかしましほ (foodmood)
料理家/ごはんのようなおやつの店「フードムード」店主。乳製品を使わず、菜種油で作る「ごはんのようなおやつ」を提案している。国立のアトリエではお菓子の販売も行う。著書に「まいにち食べたいごはんのようなクッキーとビスケットの本」(主婦と生活社)「おやつですよ」(文藝春秋)他。
藤田真由美
大阪出身。服飾専門学校を一年で中退。2003年ころよりバッグなどの制作を開始。大阪<saji>奈良<月草>金沢<factoryzoomershop>などで作品を発表。年に1、2回展示会を開催。
帽子店Sashiki
2006年 神奈川県茅ヶ崎市にオープン。ひとつひとつ当店アトリエで制作しています。頭に馴染み、前に出すぎる事のないものを。日常の側において頂ければ嬉しく思います。
三笘 修
1973 大分に生まれる
1996 東京学芸大学卒業
京都 信楽 常滑で焼き物を学ぶ
現在、大分県日田市にて制作
warang wayan indonesia
ワランワヤンは、モロッコ在住石田雅美とバリ在住・土屋由里が2000年より始めた小さな雑貨屋。それぞれの国の職人さんと一緒に、大量生産ではなく、てづくりのよさを残した商品を、大切に作り出したり、セレクトしています。長く使い込むほどに道具となるような、そんなものをお届けしたいと思っています。今回はバリ在住の土屋由里さんが参加してくださいます。

くらすこと とは?

“くらすこと”の活動内容

■“くらすこと”の教室/催し/お茶会(ワークショップ)
料理、くらし、からだのこと、生きかた、子育てと自分育て。日々のくらしに役に立つこと、歩いていく道しるべとなるようなことがらなど、さまざまな魅力的なゲストをお迎えしながらアトリエをベースにおこなっています。

■“くらすこと”の店(雑貨販売)
日々のくらしにふくよかな豊かさを与えてくれる雑貨を、くらしを担うものの視点でセレクトしています。オリジナル商品は、地域のお年寄りや裁縫が得意なお母さん、福祉作業所で働く皆さんの協力により制作しています。

■“くらすこと”のひろば(子育て支援、多世代が集う居場所づくりなどの非営利事業)
気持ちのいい芝生の原っぱの一角に出現する、みんなでみんなを迎えるあたたかな場所。子育て中のお母さんや地域の方はもちろん、放課後の小学生の居場所にもなるような「誰もが気軽に立ち寄れる地域の居場所」をゆくゆくはつくりたいと考えています。

■“くらすこと”が考えていること
あたりまえの思いと、「子どもと一緒のスローなくらし」
毎日のごはんの大切さ、からだの声や自然の声をきくこと、自然に子どもを産むことや育てることのすばらしさ。自然に逆らわないシンプルなくらしかたを大事にしつつも、まず大切なのは、からだにもこころにも無理なく、心地いい日々を過ごせているかどうか。いちばん伝えたいのは「身近な人、家族の大切さ、子どもと一緒にくらす時間のすばらしさや尊さ、そして思いやりをもって人とつながっていくことの大事さ」、そんなあたりまえの思いです。

■人と人が手をつなぐ方法
さまざまな人たちが生きていく、人と人との共生を考えたとき。一人ひとりが主体となって自分の足で立ちながらも、みんなが輪になって生きていくのに、それぞれが生きがいをもって人生を楽しみながら、その手のつなぎかたをいかに自然に、楽しくできるか。そのための具体的な方法を実践していきます。

■子どもが傍らにいながらも、得意なことをとおして社会とつながるしくみづくり
現在、子どもを抱える母親が自分の能力を発揮できる場を見つけようとすると、保育園に子どもを預けてフルタイム勤務でキャリアウーマンとなるか、専業主婦として子どもたちが大きくなるまで我慢をするか、おもにそのふたつの選択しかありません。すぐに過ぎ去ってしまう子ども時代を子どものちかくで過ごし、我が子の存在を感じながらも仕事や得意なことをとおして社会と関わりをもてるように、場としくみをつくっていきます。

■お母さんをあたたかく迎えいれる場所
赤ちゃんに慣れていないまま母になり、親も遠く、旦那さんは仕事で帰りが遅い。そんなふうに赤ちゃんとふたりきりで子育てをスタートするお母さんが、都会には多くいます。いままでは自分ががんばれば乗り越えられたことが、子育てではそうはいきません。そんな新米お母さんをあたたかく迎え入れる場をつくりたいと考えます。その先には、親戚のおばさんや知り合いに子どもを預けるように安心して子どもを一定時間託せる、大変な時期のお母さんを助けられるしくみを構築したいのです。
(“くらすこと”主宰 藤田ゆみ)

http://www.kurasukoto.com/