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LOGOS GALLERY
展示会内容 会場風景
ムットーニの部屋 A Preview of Muttoni in PARCO MUSEUM
ムットーニの部屋 A Preview of Muttoni in PARCO MUSEUM
会 場 LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー 渋谷パルコ パート1 / B1
期 間 2005.02.11 (fri) - 2005.02.27 (sun) ※02.17 (thu) 休館
10:00am - 9:00pm
入場料 無料
お問合せ 03-3496-1287(ロゴスギャラリー)
 
展示会内容
自動からくり人形師ムットーニこと武藤政彦が、人形から機械ムーブメントまですべて制作、自ら口上の述べながら人形たちと繰り広げる「ムットーニ」の世界。
今年は、新旧作品あわせて約8点を展示・上演(その他はタイマー作動)いたします。
今夏には、パルコミュージアム(渋谷パルコ)にて大規模回顧展の開催が決定、今回はそのプレヴューを兼ねて皆様へのご披露となります。

上演会(入場無料)について

上演会は各回約30分予定

木曜日・金曜日 : 整理券なしで先着順にご入場いただけます。
 18日(金)/ 24日(木)/ 25日(金)
 時間 : 14 : 00〜 / 15 : 30〜 / 17 : 00〜 / 18 : 30〜 / 19 : 30〜

祝日(11日)、土曜日・日曜日 : 会期初日よりロゴスギャラリーにて整理券を配布し、
 整理券をお持ちの方を優先にご入場いただきます。

 11日(金)/ 12日(土)/ 13日(日)/ 19日(土)/ 20日(日)/ 26日(土)/ 27日(日)
 時間 : 14 : 00〜 / 15 : 30〜 / 17 : 00〜 / 18 : 30〜

ムットーニの部屋 A Preview of Muttoni in PARCO MUSEUM
ムットーニの部屋 A Preview of Muttoni in PARCO MUSEUM
ノイズを帯びたアナログ音、明滅する鈍い光、ムットーニ本人による口上がはじまると、人形たちの顔にかすかな表情がやどり、そこにドラマが展開します。遥か未来の宇宙ステーション、遊泳する宇宙飛行士、華やかな都会の片隅に佇む男女、賑やかにバンドが演奏を繰り広げるステージ、孤独な歌姫、荘厳な教会を祝福する天使、どれもがノスタルジックで夢のような小宇宙です。
ムットーニこと武藤政彦は、人形や機械ムーブメントの制作者、ストーリー作家、人形たちを動かし口上をのべ時には自ら演奏するパフォーマー、そしてアートディレクターです。このユニークでオリジナルな世界そのものが「ムットーニ」なのです。それは実際に観る者だけが共有・共感できる、そして体験した人だけが語ることのできる不思議な世界ですが、口伝えで少しづつファンを増やしてきました。観る者は、自らの姿を人形に投影して、ある時は涙し、またある時は高揚し、人形達に癒されます。

すべてを独りで制作、上演できるのも彼だけという作品は、年間制作台数が10点もありません。一度に観ることができる人数も限られています。しかし、着実に作品とファンを増やしています。今夏のパルコミュージアムでの展覧会には、新旧作品あわせて約50台を再編成、新しいムットーニの世界をご披露いたします。

ムットーニ こと 武藤政彦について
1956年生まれ。縦笛と粘土細工が大好きだった少年は、19歳になると油絵を描き、そして立体作品の制作を手掛ける。以後、表現手段の中心を立体作品に移し、80年代後半から自動からくり人形師「ムットーニ」としての活動をはじめ、渋谷パルコ ロゴスギャラリー、ラフォーレミュージアム、心斎橋大丸ミュージアム他で展覧会を開催。
2004年、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」にて‘ムットーニ劇場’シリーズが放送、今夏にはDVD発売予定です。
作品は、世田谷文学館、鳥取わらべ館、牧野富太郎記念館ほかに所蔵されています。

著書
「ムットーニの不思議人形館」 工作舎
「ムットーニスモ」 牛若丸
「ムットーニ・カフェ」 工作舎
「ムットーニおはなし小部屋」 平凡社   他

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