会 場: | LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー 渋谷パルコ パート1 / B1 |
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期 間: |
2010年6月10日(木)-2010年6月28日(月) 会期中無休 10:00am - 9:00pm 最終日は5:00pmにて終了。 |
入場料: | 無料 |
お問合せ: | 03-3496-1287(ロゴスギャラリー) |
自動からくり人形師ムットーニこと武藤政彦による、新作品の展示および上演会を開催します。
ムットーニ作品とは、彼が制作するボックス式“機械仕掛けのカラクリシアター”。その作品群はそれぞれ独自のストーリーをもち、ピッタリ合う音楽が内蔵されて3分から5分で完結します。そこには見る人の数だけストーリーがあり、見る人それぞれの思い出や記憶と重なり合います。ムットーニは、自分が作りだした世界の演出家であり、配線やスイッチのハンダ付けをする職人、照明係り、脚本家、そして時には人形と競演するパフォーマーでもあるのです。
ムットーニ自身による口上と演奏に導かれて、人形たちが繰り広げるさまざまなドラマは情感にあふれ、年齢性別を超えて見る者を感動させます。この不思議な劇場は、人形から自動からくり機械まですべてムットーニ自身の手作りで、ムットーニにしか上演することができません。その世界にすっかりハマって何度も通うファンも少なくありません。
今回はホラーワールドのキャラクター達をモチーフに新作7台を含む8台(予定)を展示即売。スコップを片手に自分の墓穴を掘る骸骨、手下のバンドマンの音楽に乗せ投げキッスをするドラキュラ、満月の夜に変身する狼男(覗き箱タイプ)など、ホラーワールドのキャラクターが、時に切なく、また時にユーモラスにダークサイドを彩ります。
展示内容
ムットーニ (武藤政彦)
1980年代半ばより油彩画と平行し立体作品を制作。やがて「動く絵画」とでもいうべき「電動カラクリ・シアター」に発展。
数十センチ立方ほどの箱の中に組まれた舞台で、人形が音楽に合わせ、光の変化を伴い4分ほどの一幕劇を展開する。
ラフォーレミュージアム原宿、渋谷パルコ・ロゴスギャラリー、八王子市夢美術館、愛知万博“NEDOパビリオン”での映像コンテンツへの参加など、全国で大規模なイベントを巡回。現在ではその作品もムットーニと呼ばれている。
おもな著作物に、「ムットーニ不思議人形館(工作舎)」「ムットーニ・カフェ(工作舎)」「ムットーニスモ」などの作品集の他、CG絵本「ムットーニおはなしの小部屋(平凡社)」、DVD「MUTTONI MUSEUM」などがある。