会 場: | LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー 渋谷パルコ パート1 / B1 |
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期 間: |
2009年7月31日(金)−2009年8月12日(水) ※会期中無休 10:00am - 9:00pm ※最終日は5:00pmにて終了 |
入場料: | 無料 |
協力: | キュリオブックス |
お問合せ: | 03-3496-1287(ロゴスギャラリー) |
ロゴスギャラリーでは昨年に引き続き、ふる〜い時代に海の向こうの異国から届けられた絵本の展示販売を行います。
時代を遡ること50年余り、平和な世界を願う子どもたちのため、多くの絵本作家が力を尽くした1930年代以降の絵本たち。今では絶版になり時代に忘れられてしまった作品や、有名作家の作品など、思い入れたっぷりの絵本を約1000冊ご紹介します。
今のような良質の紙ではなく、ざっくりとした荒っぽい紙にボテッとしたインキ。だからこそ、現代の印刷では出せない効果が最大限発揮されています。その独特の匂いや印刷方法の違い。当時の絵本作家の作風に時代背景などがミックスされ、絵本をより魅力溢れるものに昇華させていきました。まるで原画を見ているような贅沢さを味わえるのがこの頃の絵本です。その他ヴィンテージポスターコーナー、1冊 1,050円均一コーナーなどもご用意します。
また特別展示として、マーガレット・ワイズ・ブラウンと多くの絵本を残しているレナード・ワイスガードの絵本原画約20点を展示いたします。原画が持つ質感、筆跡など貴重な作品を是非ご覧ください。
主な絵本作家と作品
- ●ビアトリクス・ポター “The Tale of Benjamin Bunny” ¥31,500-
- 世界中で知らない人はいないであろうビアトリクス・ポターが子供たちのために作り出したピーター・ラビット。彼女の全24作品のほとんどが、子供が持ちやすいように手のひらサイズに作られた。
- ●H.A.レイ“Look for the Letters” ¥42,000-
- 『おさるのジョージ』で大人気な、ドイツ出身のH.A.レイ。絵本作家の代表作品になるケースが多いアルファベット絵本。
- ●モーリス・センダック“OPEN HOUSE FOR BUTTERFLIES”¥12,600-
- 日本でも大人気の『かいじゅうたちのいるところ』の作者。80を超える作品を作り、コルデコット賞、国際アンデルセン賞など代表的な絵本賞を総なめ。
- ●ターシャ・テューダー“Christmas Village”¥157,500-
- 「アメリカ人の心を描く」と言われる絵本作家。50代後半から田舎暮しを始め、いま日本でも、その自給自足のライフスタイルが注目されている。“Christmas Village”は、クリスマスまでの24日間を楽しむためのアドベント・カレンダー&ポップアップ。
- ●パトリシア・クームス“DORRIE and the Witch’s Imp”¥15,750-
- 日本でも根強い人気をもつ「小さな魔女ドリー」。日本語版はかつて全6作品あったようだが、いまは全て絶版。
- ●アンドレ・フランソワ“Roland”¥18,900-
- レイモン・サヴィニャックとともにフランスポスター界の人気を二分したアンド レ・フランソワ。現在は絶版だが、日本でも人気があった「いたずらロラン」。
【同時開催】 特別展:レナード・ワイスガードの絵本原画
特別展示として、マーガレット・ワイズ・ブラウンと多くの絵本を残しているレナード・ワイスガードの絵本原画約20点を展示します。(日本では谷川俊太郎さん、内田也哉子さんなどが翻訳。) 原画が持つ質感、筆跡など貴重な作品をご覧下さい。レナード・ワイスガード Leonard Weisgard
1916年、コネティカット州生まれ。1947年「ちいさな島」でコルデコット賞受賞。「たいせつなこと」「あかいひかり みどりのひかり」などの作品で、マーガレット・ワイズ・ブラウンと多くの共著を残している。2000年没。