会 場: LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー
渋谷パルコ パート1 / B1
期 間:

2010年9月10日(金)-2010年9月21日(火)

会期中無休

10:00am - 9:00pm

※最終日は5:00pmにて終了

入場料: 無料
お問合せ: 03-3496-1287(ロゴスギャラリー)
協 力: サラーム・サラーム、REZA ART DESIGN
[左] 絵楽譜『Song of Persia』より 詩・絵:レザ・ラハバ
[右] 絵本『黒いチューリップのうた』より 絵:モルテザー・ザーヘディ

展示会内容

詩を楽しむ文化が息づくイラン。

詩は、絵や音楽といったアートとも密接な関わりを持ってきました。絵や絵本の題材になってきたことはもちろん、イラン古典音楽も詩をなくして語ることはできません。
今回は、その詩の伝統の先にたつ現代のアーティストの作品と共に、絵と詩と音楽のつながりを感じて頂く展覧会です。
イラン出身で、画家・イラストレーターとして伸び盛りのモルテザー・ザーヘディが若き詩人とともに作り上げた詩画集『黒いチューリップのうた』(伝統音楽CD付 Naturebliss刊)と、長く東京を拠点に、教会の天井画からペルシャ料理のレシピ本まで様々な分野で実力を発揮し続けているアーティスト、レザ・ラハバの新しい試み<絵楽譜>『Song of Persia』を通じて、絵、詩、音楽が細やかに紡ぎ合う世界をお楽しみ下さい。

展示販売 (予定)

詩と絵と音楽の本『黒いチューリップのうた』 (2010年9月、NATURE BLISS刊)

イランの人気イラストレーター、モルテザー・ザーヘディが絵を描き、若き詩人で美術家でもあるヴァヒード・シャリーフィヤーンがそれに言葉をつけた詩絵本に、イラン伝統音楽のピアニスト、モルテザー・マフジュービーのピアノソロCDがカップリングされているというユニークな本。絵、詩、音楽がゆるやかに交わる世界を楽しんで頂ける作品です。本展覧会より販売を開始します。

絵楽譜『Song of Persia』

絵楽譜「Song of Persia」はレザ・ラハバが自身の詩の世界を音のイメージとして描いた楽譜です。音楽家上畑正和との音作りのプロジェクトの中で双方がイメージを共有し、発展させるための媒体として生まれたスタイルです。
レザのペルシャ語による詩は絵楽譜の1部として描かれ、その朗読は音として楽曲の一部をなしています。
現在、「第4楽章」からなる「2楽章」までが完成しつつあり、プロジェクトそのものをライブと位置づけています。

■ 絵(原画) モルテザー:15点、レザ:10点
■ イランの絵本約10タイトル(販売総数約100冊)
■ アンティークを含むイランの雑貨
■ オリジナルグッズ(ペルシャ古更紗を使ったカードホルダーや小箱、ブローチ、Tシャツ、ポストカードなど)
■ 邦訳出版されたイランの絵本(詩の国イランの絵本シリーズ) ― ブルース・インターアクションズ刊

作家プロフィール

モルテザー・ザーヘディ(Morteza Zahedi)
© Morteza Zahedi
1978年生まれ。大学では絵画を専攻し、既に15冊以上の絵本の絵を手掛けている。画家としての作品の発表も精力的に行っており、国内外で評価が高まっている。日本での個展も、東京や大阪など7回を数える。
<代表作>
『小さいアリ-とその仲間たち』(2001年)
『ごきぶりねえさんどこいくの?』(2002年) ※
『ごらん、ごらん、こうやって』(2003年) ※
『蝶のたび』(2007年)
※06年にブルース・インターアクションズより邦訳出版
レザ・ラハバ(M.Reza Rahbar)
© Reza Rahbar
1954年テヘラン生まれ。79年渡印。85年アーグラ大学MA終了後来日。
レザアートデザインとして美術館や教会の天井画をはじめ、店舗の壁画制デザイン制作やビジュアルプロジュース、グラフィックデザインなど手がけ現在に至る。また木や顔をモチーフに絵画作品の個展も開催。
料理はアート。2009年には『家庭で楽しむペルシャ料理』というレシピ本を河出書房新社から出版した。

音楽家プロフィール

モルテザー・マフジュービー(Morteza Mahjubi)
1900年生まれ。1965年没。イラン伝統音楽のピアニストで作曲家。
若くしてデビューしたこの音楽家は、ピアノという、本来イランの伝統音楽の演奏では使用されない楽器で、伝統音楽の旋律を奏でた。独特な空間の「ゆらぎ」を感じさせるマフジュービーの音楽は、今回新しく生まれた二人の若いアーティストによる詩絵本『黒いチューリップのうた』の世界と呼応し、聞く者を新たな感覚へと導いていく。
上畑正和(うえはた まさかず)
独学で作曲と和声研究に没頭し、ジャンルにとらわれない独自のスタイルを確立する。
CM音楽を中心にアーティストやアニメ、TV番組等の作編曲、ロックバンドやボサノバのプロデュース等を行なう。またクラシック演奏家への曲提供も手掛ける。
近年ピアノでのソロ活動や、様々な楽器とのコラボレーションをし、ライブでは必ず即興演奏を行なう。
今回の展覧会では、ラハバの楽譜からインスピレーションを受けて作った曲をイベントで演奏する。

詩人プロフィール

ヴァヒード・シャリーフィヤーン(Vahid Sharifian)
1982年生まれ。現在までに2冊の詩集(ペルシャ語)を発表しているほか、絵、写真、立体など様々な角度から制作を行う美術家としての顔も併せ持ち、その作品群は既に欧米で高い評価を得ている。
日本では、この『黒いチューリップのうた』によって初めて紹介される。