気鋭のアーティスト、MASARU OZAKIによる「MOTION + DESIGN + MAGIC」をキーワードにした最新作を展示します。

実在の建物や造形物に、映像を補正してリアルタイムに投影し、立体物や空間そのものを自在に変化させてしまうプロジェクションマッピングアートの第一人者であり、日本を代表する映像演出家である彼が、この展示では造形のデザインから取り組み、逆算したアニメーションを制作しています。
VJ MASARUが放つライヴ感溢れる映像が、平面のスクリーンから立体にトランスフォームする時間を、実際にあなたの目の前で体験してください。来場者が実際に触れて楽しめるインタラクティブ要素も盛り込んでいます。

また11月9日(月)から渋谷パルコ店頭に登場するクリスマスツリーも彼が手掛けます。展覧会と連動し、立体的な映像を駆使したツリーが作り出す空間は、今までに体験したことのない世界へ見る人を誘います。

子供から大人まで楽しめるウィットに富んだ彼の作品は、あなたを素敵な魔法で包み込んでくれることでしょう。

映像演出を駆使したマジックルームの構築。

インタラクティブ要素を盛り込んだ空間の提案

●裸眼で体感する３Dの世界

●レバーやボタンを押すと変化する世界

●映像投射時と通常時の視覚的なギャップで体感するONとOFFの世界観　etc.

© MASARU OZAKI (TooR inc.)

ARTIST MESSAGE

子供の頃初めてマジックショーを見たとき「魔法は本当にある」と信じていました。それが大人になるにつれ、僕の中から魔法がだんだんと消えてゆきます。でも、映像の世界ではどんな事でも可能でした。それは僕にとって魔法であり、幼い頃に見た不思議でどうなっているのかわからないドキドキが、今の作品につながっています。大人と子供が背伸びをせず同じ目の高さで作品に触れ、同じ驚きや不思議な感覚で一緒になれることを。そして、そこにあるモノは実在する虚像だという事を実際に目で見たとき、何が本当に大切なコトなのか？自分と向きあえる素敵な時間になればと願っています。