[おしりかじり虫]の生みの親=天才クリエイターユニット | うるまでるびの展覧会[ア・ラ・モード]

会 場: PARCO FACTORY パルコファクトリー
渋谷パルコ パート1 / 6F
期 間:

2008年6月5日(木)−2008年6月15日(日)

※会期中無休

10:00am - 9:00pm
※入場は閉場の30分前まで

入場料: 一般300円・学生200円・小学生以下無料
お問合せ: 03-3477-5873(パルコファクトリー)
主催: パルコ/
『ナンシー関 大ハンコ展』実行委員会
協賛: (株)朝日新聞出版/(株)アスペクト/
(株)角川書店/(株)文藝春秋/
(株)カタログハウス/(株)世界文化社/
(株)かまわぬ/ヒノデワシ(株)
協力: テンプリント
監修: ボン研究所
企画制作: ハクション(株)
実行委員会: 安齋 肇(イラストレーター)
川勝正幸 (編集者/コラムニスト)
坂本志保(グラフィックデザイナー)
渡辺 祐 (編集者/ライター)

NANCY SEKI's FACTORY『ボン研究所』:http://www.bonken.co.jp/

ナンシー関 大ハンコ展

展示会内容

世界初の消しゴム版画家にして、国内最強のTVウォッチャーとして多くの日本人を唸らせる名コラムを書きまくったナンシー関……。彼女が急に天国へ行ってしまい、6年が過ぎたものの、その代わりは未だ現われず。むしろ不在により存在感を増したと感じている方々も少なくないのではないでしょうか。

ナンシー関の決してブレなかった勇気ある視線と常に忘れなかったユーモアに感謝し、また、それをリアルに後世へ伝えるために、彼女と生前交流があった人々が結集し、七回忌の前後に展覧会を開催することになりました。生涯に彫り倒し仕事場に残したハンコ5,000個強のすべての展示をはじめ、短すぎるけれど豊かであったナンシー関の人生と全仕事を圧縮陳列する展覧会を開催いたします。

展示内容

消しゴム版画の原版であるハンコ計5,000個強が全個集合!したブース。
本邦初公開、ナンシー関が彫った全てのハンコを展示公開します。
コラムニストとして健筆をふるった雑誌などの紙面が一気に俯瞰できるブース。
テレビを通してナンシー関が見ていたのは何なのか、当時の雑誌等の展示。
TVウォッチングや消しゴム版画を行った仕事場の再現。
ナンシー関が5,000もの消しゴムを彫った仕事場が会場内に登場。
ナンシー・チルドレンを自負する若きクリエイターたちからのコメントを紹介。
七回忌に際し、ナンシー関の仕事仲間、友人、先輩、“(ナンシー関から)彫られても(彼女が)好きな人”だった有名人、ナンシー・チルドレンを自負する若きクリエイターたちからのコメントを紹介。

※展示内容は変更になる場合がございます。

ナンシー関 作品

自画像
タモリ
水野晴郎
ジャイアント馬場

※画像の無断使用は堅くお断りします。

販売内容

展覧会にあわせ発売される新刊の書籍をはじめ、
ナンシー関が残した書籍より現在発売中のタイトルすべてを販売。また展覧会を記念したグッズも発売。

★新刊

「ナンシー関 全ハンコ5147」(アスペクト)3,990円
ナンシー関が39年の生涯に彫った全ての消しゴム版画を収録!

★既刊

文藝春秋=「テレビ消灯時間」「リリー&ナンシーの小さなスナック」(文春文庫)他
朝日新聞出版=耳シリーズ「小耳にはさもう」(朝日文庫)他
角川書店=何シリーズ「何様のつもり」(角川文庫)他
その他ナンシー関が残したほぼ全書籍の発売。

★グッズ

手ぬぐいでおなじみ「かまわぬ」よりナンシー関の手ぬぐい。
絵柄は「おじぎ部長」と「ねまりうさぎ」。
展覧会の開催を記念したアイテムも登場!
トートバッグや、ナンシー関 大ハンコ展 限定プリント(版画)他も発売予定。

プロフィール

ナンシー関 Nancy Seki

消しゴム版画家、コラムニスト。
1962年7月7日、青森県青森市棟方志功記念館そばに生まれる。高校卒業後上京。法政大学在学中に消しゴムでハンコを彫りはじめ、その中の「丁稚シリーズ十連作」が、えのきどいちろう氏の目に触れプロの消しゴム版画家となる。当時「ホットドッグ・プレス」編集者だったいとうせいこう氏に「ナンシー」と名付けられる。その後遅れてコラム等の執筆でも才能を発揮する。彫った消しゴム版画の数は5,000点強にものぼる。2002年6月12日逝去。