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PARCO MUSEUM
展示会内容
「シアタープロダクツの現場」
photo:Fumio Doi © Little More
「シアタープロダクツの現場」
会 場 PARCO MUSEUM パルコミュージアム 渋谷パルコ パート3 / 7F
期 間 2007.01.12(fri)- 2007.01.29(mon)会期中無休
10:00am - 9:00pm(入場は閉館30分前まで / 最終日は6:00pm閉館予定)
料 金 一般500円・学生400円・小学生以下無料
お問合せ 03-3477-5873(パルコミュージアム)

主催:パルコ
協賛:キヤノン株式会社
協力:リトルモア / 七彩 / 新道繊維工業株式会社
企画:北澤ひろみ(NANJO and ASSOCIATES)
展示構成:豊嶋秀樹(graf media gm)

シアタープロダクツオフィシャルサイトhttp://www.theatreproducts.co.jp/

展示会内容

『18日間、シアタープロダクツの仕事現場がパルコミュージアム内に移動、 ファッションブランドの日常を、ライブで公開します。』

服をとりまく全てを劇場的なものとしてとらえ、服を作り続けてきたシアタープロダクツ。ついに、「シアタープロダクツの現場」がそのまま舞台にあがり、そのすべてを公開するという、前代未聞、掟破りのプロジェクトが実現します。
シアタープロダクツは、はがして手に入れる服、「ニードルパンチ」で衝撃的デビューを果たした、個性的な空間を舞台に、音楽やコンテンポラリー・ダンス、マジックなどを取り込んだショーやパフォーマンス、様々な分野のクリエーター達とのコラボレーションなど、演劇的なプレゼンテーションによって、服の待つ力、その魅力を最大限に引き出し、独自の世界を確立してきました。

本展では、通常は舞台裏である制作現場が表舞台となり、さらに5周年を迎えたこれまでのコレクションのアーカイヴや初の試みとなるファッション写真、プロダクツの流れをシンボリックに示すインスタレーションなどによって、シアタープロダクツの全てを見せます。
●「シアタープロダクツの現場」
デザイン、生産、プレス、営業、などアパレルメイカーでおきるすべての出来事もまた、劇場的であるとメッセージし続けてきたシアタープロダクツの仕事現場を、丸ごとステージにあげてしまいます。会場内に電話もファックスも引き込み、デザイナーは毎朝出社してデザインし、パターンをひき、工場と交渉し、プレスはスタイリストのリース受付や打合せする……等々。リアルタイムの現場を公開します。
●「シアタープロダクツの打合せ」
仕事場の打ち合わせスペースでは、関連業者なども含む、シアタープロダクツに関わる様々な訪問者との打合せが公開で行われます。週末には、パフォーマンスや音楽のライブへと発展していく「打合せ」もあり。
photo:Fumio Doi © Little More
シアタープロダクツの打合せ スケジュール
01.13 (sat) 4:00pm〜
来訪者:graf(クリエイティブユニット)
内容:「会社のデザイン」
01.19 (fri) 7:30pm〜
来訪者:武内昭 中西妙佳 金森香(シアタープロダクツ取締 役一同)x 加藤基(リトルモア編集者)
内容:「シアタープロダクツの5年をまとめる作業」
満員締切01.20 (sat) 4:00pm〜
来訪者:来場者のみなさま
内容:「手縫いでTシャツを作ろう」
※別途材料費2,500円 / 定員になり次第、締切らせていただきます。アポイントは03-3477-5873まで。
01.21 (sun) 4:00pm〜
来訪者:KATHY(パフォーマンスユニット)
内容:「ニューアイテムのデザインチェック」
01.21 (sun) 5:00pm〜
来訪者:住吉智恵(TRAUMARISのママ)x 金森香 (シアタープロダクツ広報)
内容:「KATHY 〜 仕事のふしぎ」
01.22 (mon) 7:30pm〜
来訪者:泉水隆(渋谷パルコ店長)x 藤井浩人(パルコ宣伝局)x 平松有吾(パルコ渋谷店営業課)x 武内昭 中西妙佳(シアタープロダクツデザイナー)
内容:「東京のファッションと渋谷パルコ〜この展覧会 はどうなのか?」
01.23 (tue) 7:30pm〜
来訪者:藤原徹平(隈研吾建築都市設計事務所)x 武内昭(THEATRE PRODUCTS 代表)
内容:「シアタープロダクツの店舗設計」
01.26 (fri) 7:30pm〜
来訪者:阿部海太郎(THEATRE MUSICA) x 田中千恵子(シアタープロダクツ渋谷店)
内容:「お店と音楽」

01.27 (sat) 4:00pm〜
来訪者:菅付雅信(編集者)/ 植原亮輔(アートディレクター)/ 北澤ひろみ(キュレーター)
内容:「シアタープロダクツを舞台にあげる」

01.28 (sun) 4:00pm〜
来訪者:シアタームジカ(ピアノ:阿部海太郎 保坂修平)
内容:2台ピアノの「ピアノ・バツ」の為のリハ

その他随時
来訪者:取引き業者、スタイリスト、プレス、他のみなさま

※打合せは全て公開で行われ、展覧会入場料でご覧いただけます。
※混雑の場合、入場を制限させて頂く場合があります。
※内容は変更になる場合があります。

●「スカートの森」

無限に続く、連なりの一つをお客様が購入するという現象=服が量産され、多くの人のもとに届いていくという過程を、シンボリックに示すインスタレーション。スカートの集合体は、観客を導くエントランスであり、売り場ともなりますが、個々のスカートはプロダクツでもあり、購入可能です。

●「シアタープロダクツ 2001〜2007」

2001年から現在に至るコレクションの代表作を一挙に紹介し、シアタープロダクツのアーカイヴからの映像や、初めての撮りおろしファション写真などによって、これまでの活動の再編集を試みます。

●「日替わり来場記念スーベニールTシャツ」

会場では日替わりの日付入り来場記念限定オリジナル・スーベニールTシャツを日々制作、販売します。

※数に限りがあります。
─ THEATRE PRODUCTS ─
服は、着たときに生まれる、ある独特の空気感によって成立します。
それは、素材やフォルムや色など様々な要素の微妙なバランスに依るもので、時間と空間を伴っています。
洋服とは、このように劇場的商品ですが、また、洋服をデザイン / 生産 / 販売、する会社が存在するということも、劇場的であるとシアタープロダクツは考えています。
つまり、「身体を媒体にした表現」を日常のレベルで展開するための組織(会社)が、世界の一隅にフィジカルに存在していることの現実は、劇場の構造についての生きた寓話です。
シアタープロダクツは、ファッションに取り組むことで、ファッションそのものについて考え続けています。
すべての場、すべての状況は、ファッションがあれば、『劇場』として完成しているのです。
デザイナー / プロデューサー   プロフィール
photo:Fumio Doi © Little More
武内昭 (たけうちあきら)/ デザイナー
1976年生まれ。エスモードジャポン卒業。99年まで株式会社コム・デ・ギャルソンにパタンナーとして勤め、その後中西とユニットでインスタレーション作品を発表する中、舞台衣装のデザインなども手がける。01年有限会社シアタープロダクツ設立。

中西妙佳(なかにしたゆか)/ デザイナー
1977年生まれ。エスモードジャポン卒業。株式会社サンエーインターナショナルでは、Vivienne Tam の企画に携わる。その後武内とユニットでインスタレーション作品を発表する中、舞台衣装のデザインなども手がける。01年有限会社シアタープロダクツ設立。

金森香(かなもりかお)/ プロデューサー・プレス
1974年生まれ。セントラルセントマーチンズカレッジオブアート卒業。チンドン屋などを含むパフォーマンス作品を制作した後、出版社リトル・モアに勤務し、ギャラリーでの企画、運営を担当した。01年有限会社シアタープロダクツ設立。

※展示内容・イベント・販売商品は変更になる場合があります。

Information

●真夜中のセール in PARCO!
1月26日(金) 22:00〜26:00 シアタープロダクツ渋谷店 
詳しくは、 http://www.theatreproducts.co.jp
●書籍「THE BOOK OF THEATRE PRODUCTS シアタープロダクツのメソッド」
開催に合わせて、初の書籍がリトルモアより発刊されます。これまでの活動の時間を写真で綴った歴史と、新たな撮りおろしファッション写真に加え、松井みどり氏との対談も収録。予価3000円。136ページ。発刊:リトルモア / 編集:菅付雅信 / ART-DIRECTION:植原亮輔
●巡回展
本展は、2月初旬よりgraf media gm(大阪)に移動。パルコミュージアムの仕事場でのドキュメントなども含めながら、graf の仕事場とのセッションが繰り広げられます。
●シアタープロダクツ渋谷店
2006年春に、渋谷パルコパート1・4Fにシアタープロダクツ渋谷店がオープン、会期中には、最新の07S/S 商品がそろっています。店内では、定期的にピアノでのコンサートも行っており、本展にあわせた催しもあります。

渋谷パルコ:http://www.parco-shibuya.com/

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