会 場: パルコファクトリー
渋谷パルコ パート1 / 6F
期 間:

2009年9月4日(金)−2009年9月23日(水)

※会期中無休

10:00am - 9:00pm
※入場は閉場の30分前まで 最終日は6:00pmにて終了
※会場の都合により閉場時間が異なります。
9/6(日) 5:00pmより閉場
9/18(金) 5:00pm〜6:00pm イベント準備のため一時閉場

森づくり参加料: 500円(税込)・小学生以下無料
お問合せ: 03-3477-5873(パルコファクトリー)
主催: パルコ
企画・制作: more trees、ライトニング
『1枚のはがきから森を救うキャンペーン』はこちらから

展示会内容

人類は森とともにありました。
森が崩壊したところでは文明が滅んできました。
一方で日本は森林の多い国です。
たくさんCO2 を固着し、また水を保ち、
多くの生命を養い、はたまた海まで育ててくれる
森林はかけがえのない存在です。
今回の写真展では、more trees の賛同人でもある
写真家の方々の協力で実現しました。
森をテーマにした作品を通じて自然の恩恵を感じつつ、
世界中の森を健康に保つために
みなさんで一緒に努力しましょう。
more trees!!
坂本龍一

2009 年9 月4 日から9 月23 日まで、坂本龍一氏が発起人である森づくりのプロジェクト「more trees」のチャリティー写真展〜TOUCH WOOD 展〜を開催いたします。「more trees」の活動に賛同する写真家たちによる「森」をテーマにした写真展です。

作品は「more trees」の森の「間伐材」を使用したフレームに収めて展示、販売し、売り上げの一部は「more trees」の国内外の森林育成活動費に還元します。多方面で活躍される写真家が各々に解釈する「more trees」という思いと、森林が発する壮大なメッセージから、多くの方々に「more trees」の活動について関心を抱いていただき、今後の森づくり活動を一緒に考察することのできる展覧会となればと思います。

☆なぜ「間伐材」のフレームを使うの?
今、日本の森林は危機に瀕しています。その危機は森林伐採によるものではなく、国土の4 分の1を占める人工林が放置された結果です。日本の森林は間伐を必要としています。健やかに成長するには、木も人間と同じように太陽の光を浴び、十分な水分を吸収できる環境が必要なのです。本展では、間伐材フレームを使用することによって、間伐材の需要を広めていきたいと考えています。「more tree」では、間伐材を消費することも森林育成活動の一環として行っております。

※「TOUCH WOOD」とは、英語で「災いがふりかかってこないように」というおまじないの言葉です。

参加写真作家プロフィール

井上佐由紀 / 上田義彦 / 瀧本幹也 / 田島一成 / 長島有理枝 / naki
新田桂一 / M.HASUI / 平間至 / 広川泰士 / 松江泰治 / MOTOKO / 森住卓 (五十音順)

井上佐由紀(いのうえ さゆき)
1974年福岡生まれ。M.HASUI 氏のもとでチーフアシスタントを務める。2004 年から、スナッピンブッダにてフォトグラファーとして始動。現在は、主に広告の分野で活躍している。
上田義彦(うえだ よしひこ)
1957年兵庫県生まれ。主な仕事にサントリー「ウーロン茶」「伊右衛門」、資生堂企業広告、無印良品計画のCF・グラフィックシリーズなどを手掛け、ニューヨークADC 賞金賞、カンヌグラフィック銀賞、東京ADC 賞最高賞等受賞多数。アメリカの森林を撮った『QUINAULT』は、現在国内外で高く評価されている。
瀧本幹也(たきもと みきや)
1974年名古屋市生まれ。1998 年、瀧本幹也写真事務所設立。広告、音楽、雑誌等、幅広い分野で活躍している。
田島一成(たじま かずなり)
1968年東京生まれ。主な仕事にELLE、huge、などのファッション雑誌、UNIQLO、資生堂などの広告、CMや坂本龍一などアーティストとの仕事がある。
http://www.mildinc.com
長島有里枝(ながしま ゆりえ)
1973年東京都生まれ。武蔵野美術大学在学中の1993年、アーバナート#2展パルコ賞を受賞し写真家として注目を浴びる。写真集に『Yurie Nagashima』、『enpty white room』、『家族』、『PASTIME PARADICE』、『not six』などがある。
naki
1965年生まれ。プロサーファー、写真家、ルポライター、エッセイスト、デザイナー、画家として幅広く活躍中。現在、ハワイ州カウアイ郡在住。
新田桂一(にった けいいち)
1975年東京生まれ。NY へ移住後、Terry Richardson のアシスタントに6 年従事したのち、2006 年帰国後、独立。ファッション、雑誌、音楽等で活躍している。
M.HASUI
1955年東京生まれ。デザイナーとしてキャリアをスタートさせた後、独学にて写真を学ぶ。1988 年、初の個展を開催、写真家として始動。現在は、広告、CM 等を中心に活躍している。
平間至(ひらま いたる)
1963年宮城県生まれ。広告やCD ジャケットを中心に、ミュージシャンとの仕事で幅広く活躍している。
広川泰士(ひろかわ たいし)
1950年神奈川生まれ。1980 年代後半から、国内外で個展や展覧会を数多く開催。
松江泰治(まつえ たいじ)
1963年生まれ。1996 年、第12回東川賞新人作家賞受賞。2002 年、第27回木村伊兵衛写真賞受賞。現在、東京にて制作、活動を行い、国内外で数多くの個展を開催している。
MOTOKO
1966年大阪府生まれ。音楽、広告、ファッション、グラビア、あらゆるジャンル・スタイルを問わず、幅広い領域で活躍。主な作品集に『Day Light』『First time』『Flowers of Romance』『京都 The Old and New Guide of Kyoto』他。
森住卓(もりずみ たかし)
1951年生まれ。フォトジャーナリスト。
© Itaru Hirama
© Taishi Hirokawa
© Taiji Matsue
© Takashi Morizumi
© nakiphoto2009
© Keiichi Nitta
© Mikiya Takimoto
© Yoshihiko Ueda

more trees について

坂本龍一氏が各界の著名人の賛同を得て、「more trees = もっと木を」というメッセージとともに、森づくり活動のプラットフォームになることを目的として2007 年7月に設立したプロジェクトです。国内外での森林整備、植林、森林保全や森林に由来するカーボンオフセットサービスの提供等を行っています。2009 年6 月現在、139 名が賛同人として活動に参加しています。

公式ホームページ:http://www.more-trees.org/