会 場: PARCO FACTORY パルコファクトリー
渋谷パルコ パート1 / 6F
期 間:

2010年8月6日(金)−2010年8月30日(月)

※会期中無休

10:00am - 9:00pm

※最終日は6:00pmにて終了

入場料: 一般400円、学生300円(小学生以下無料)
お問合せ: 03-3477-5873(パルコファクトリー)
主催: パルコ
後援: D&AD
協力: ブリティッシュ・カウンシル BEAMS T
日本セラミック株式会社 富士通テン株式会社
有限会社サイデラ・パラディソ
会場デザイン: 谷尻 誠(Suppose Design Office)
音響空間デザイン: オノ セイゲン(Saidera Paradiso Ltd.)
映像制作: フジモトカイ
グラフィックデザイン: Cap
企画制作: RCKT / Rocket Company*
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ロンドングラフィックデザイン展

展示会内容

UKのグラフィックデザインシーンは音楽と密接な関わりがあり、優れたグラフィックデザインの多くは音楽を包むヴィジュアルとして生まれてきました。しかし、レコード・CD文化が衰退している現在、UKのグラフィックデザインシーンはどうなっているのだろう? そんな疑問からこのプロジェクトはスタートしました。デザイン界に与えた影響の大きさと今後の期待感という2つの観点から22組のデザイナーをピックアップ。過去の作品と最新作、会場でしか見られないインタヴュー映像などを、「音」をテーマにしたインスタレーションとして展示します。1980年から現在まで約30年間のUKグラフィックデザインシーンを振り返りつつ、今、新たに起こりつつあるムーブメントをぜひ体感してみてください。

DESIGNER

The Face / Neville Brody

Åbäke
『Kitsunè』レーベルの全カバーアートワークを中心に、ワークショップやインスタレーション作品の発表など幅広く活躍中。
Bravo Charlie Mike Hotel
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート主催の『RCA Secret』プロジェクトのアートディレクションなどを手掛ける。
Bibliothèque
Dieter Rams展『Less and More』の企画・キュレーションや、Adidas、Barbicanのブランディングなど多方面に活躍。
Big Active
Basement Jaxx、Beckなど、音楽プロジェクトのデザインを手掛けるほか、アーティストが所属するエージェンシーとしても活動。

Coldplay“Viva La Vida”/
Tappin Gofton

Eat Sleep Work/Play
Adidas、Pumaなどをクライアントに持つほか、Apple社 iPadの広告キャンペーンのアートディレクションも手掛ける。
Intro
Oasis、Primal Screamなど、音楽プロジェクトのデザインを中心に、広告や企業アイデンティティなど幅広く活躍。
It' s Nice That
雑誌『It' Nice That』の出版や、最新のクリエイティヴ事情を紹介する自身のウェブサイトがイギリス国内で話題になる
Jonathan Barnbrook
六本木ヒルズなど数多くの企業アイデンティティや、Damien Hirst作品集のデザインなどを手掛ける。

Basement Jaxx“Scars”/
Big Active

Julia
雑誌『Volt』のアートディレクションや、Puma、Nexusなどのクライアントワークで見せる秀逸なタイポグラフィーが高い評価を受ける。
Melvin Galapon
独特の手法で作り上げるピクセルアート風のグラフィックで、『New York Times』、『Wallpaper』などに作品を提供している。
Micha Weidmann Studio
PradaやComme des Garçonsのアートディレクターを務めるほか、08年よりTOKYO DESIGNERSWEEKのロゴデザインも手掛ける。
Mind Design
Tom Dixonのブランドカタログなどのほか、Circus、Tess Managementなどショップのブランディングも数多く手掛ける。

Primal Scream“XTRMNTR”/Intro

Neville Brody
雑誌『Arena Homme+』、のアートディレクションを手掛けるほか、2011年よりRCAのアートコミュニケーション・デザイン学部長を務める。
Non-Format
Nike、Nokiaなどのブランディング、自らの作品集『Love Song』の出版など幅広く活躍中。06、08年にはTOKYO TDC賞を受賞。
Owen Gildersleeve
ハンドクラフトベースのグラフィックワークが評価を受け、『The Guardian』、『iD Magazine』などの雑誌で作品を発表する。
Studio Myerscough
Tate、Design Museum、Barbicanなどをクライアントに持ち、近年は主にスペースのデザインを手掛けている。
Studio 8
雑誌『Elephant』などエディトリアルデザインを中心に、Sony、D&ADなどのブランディングも手掛ける。

Underworld“Beaucoup Fish”/
Tomato

Tappin Gofton
ColdplayやThe Chemical Brothersなど、音楽プロジェクトを中心にファッションカタログや書籍など幅広く活動する。
Tom Hingston Studio
Massive Attackなどのスリーブデザインから、Anton Corbijnの新作映画『The American』のタイトルデザインなど幅広く活躍。
Tomato
Underworldの全アートワークや、Sony、Nikeなどのブランディングなど、多方面で活躍するクリエイティヴ集団。
Wood McGrath
雑誌『Lula』のアートディレクションや、ファッションブランドのカタログデザインなどを手掛ける。
YES
Warpレーベルの20周年記念アルバムデザインを手掛けるほか、写真家のJuergen Teller、Penguin Booksなどをクライアントに持つ。

SPECIAL GOODS

BEAMS Tとのコラボレーションで実現した参加デザイナーの新作グラフィックをプリントしたオリジナルTシャツやトートバッグを販売します。

RERATED BOOKS

『THE SOUND GRAPHICS』(PARCO出版)

参加デザイナー22組による、「sound」をテーマにしたオリジナルグラフィックを集めた大判ヴィジュアルブック。
1,260円(消費税込)

『HELLO! UK GRAPHICS』(PIE International)

22組の代表的な作品とともに、スタジオ写真やインタヴューを一挙掲載。UKデザインシーンの30年を総括する一冊。
3,990円(消費税込)