てづくり豆本展 ~現代作家9名による 小さな豆本の大きな世界~
豆本と呼ばれる小さな本は、日本では江戸時代後期からさかんにつくられ、愛書家たちに大切にされてきました。
てのひらサイズのものから約1mm四方のものまでさまざまな大きさ・形のものがあり、小さいものを愛好する心や印刷技術の精巧さを見ることができます。
今回ご紹介する9名の豆本作家はそれぞれが個性的だけでなく、本の装丁デザインも秀逸なものが数多く、一冊一冊が手作りで趣向を凝らした美術的要素に満ちています。
装丁に使われる素材や質感へのこだわりからは、作家たちの本をこよなく愛する心のぬくもりが伝わってきます。
「読む」ことだけに限定されない、作り手の楽しみや集める愉しみを、美しい装丁の豆本から感じてみませんか。
【参加作家】赤井都/どーる・HONOKA/中尾あむ/中尾エイコ/田中栞/よしのちほ/マスダユタカ/花霞堂/高田美苗
会 場 |
LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー
渋谷パルコ パート1 / B1F |
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期 間 |
2012/03/23 (金) -2012/04/04 (水)
10:00~21:00 ※最終日は17:00にて閉場 |
入場料 |
無料 |
主 催 |
パルコ |
お問い合わせ |
03-3496-1287
(ロゴスギャラリー)
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協力 |
日本豆本協会/gallery SER
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豆本作家によるワークショップ
【講師】田中栞/花霞堂/赤井都/よしのちほ/中尾あむ
・各講座の定員:6名様
・どの講座も、道具や材料は講師が準備します。
・講師が丁寧に教えますので、初心者でも必ずできます。
・予約:ロゴスギャラリー(03-3496-1287)
【1】3月23日(金)13:00~16:00
「見開き製本の豆本&豆折本」 講師 田中栞/参加費 5000 円
二つ折りの本文紙の背面同士を貼り合わせた見開き構造の豆本と、小さな折本を作ります。
糊づけで失敗しない方法や開きの良い構造の表紙、長い用紙をずれないで折る方法など、きれいに作るテクニック満載の内容です。
【2】3月23日(金)17:30〜20:30/3 月31 日(土)11:00〜14:00
「二折り綴じのハードカバー豆本」 講師 花霞堂/参加費 5000 円
【3】3月24日(土)14:00〜16:00/3 月31 日(土)17:00〜19:00
「三角形のアコーディオン折本」 講師 赤井都/参加費 5000 円
【4】3月25日(日)13:00~16:00/4 月1 日(日)15:30~18:30
「布表紙のハードカバー豆本&折紙豆本など」 講師 田中栞/参加費 5000 円
小さいけれど、栞も花布もつける本格派のハードカバー本です。本文紙は接着剤でまとめる簡易製本ではなく、きちんと糸で綴じて、壊れにくい構造に仕立てます。1 枚の紙を折るだけでできるサプライズな「折紙豆本」も作ります。
【5】3月25日(日)17:00~18:00/4月2 日(月)19:00~20:00
「仔熊手」 講師 よしのちほ/参加費 3000 円
【6】3月26日(月)11:00〜12:00
「『豆本読本』とノートセット」 講師 花霞堂/参加費 2000円(復習用の材料別途1セットつき)
【7】3月26日(月)13:00〜14:00
「トランク形の中綴じ豆本」 講師 花霞堂/参加費 2000円
【8】4月1日(日)19:00~20:00
「豆巻物」講師 よしのちほ/参加費 2000円
【9】4月3日(火)19:00~20:30
「豆アコーディオンアルバム」 講師 中尾あむ/参加費 3500円
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