叢 - Qusamura 展 〜蠢く植物の世界〜
小田康平が子供の頃に思い描いた、地下にある秘密の部屋。
その秘密の部屋には、今まで見たこともない植物であふれていた。
怪しげに佇んでいるけれど、どの植物も生き生きとしている。
蠢く植物たちを目のあたりにした幼少時代の記憶を辿り、国内外から集めた植物の展覧会を行います。
会 場 |
パルコミュージアム
池袋パルコ 本館7F |
---|---|
期 間 |
2017/06/10 (土) -2017/06/26 (月)
10:00~21:00 ※最終日は18:00閉場/入場は閉場の30分前まで |
入場料 |
一般500円 学生300円 小学生以下無料 ★<PARCOカード・クラスS>会員は入場無料 <PARCOカード>会員は入場料半額 |
お問い合わせ |
03-5391-8686
(パルコミュージアム)
|
公式HP |
叢 – Qusamura :http://qusamura.com/
|
主催 |
PARCO
|
アートディレクション |
Miho Onodera
|
会場構成 |
Archéologie
|
施工 |
MARI-ART CO.,LTD.
|
企画制作 |
H.P.FRANCE S.A. BATOMA
|
●展示植物/販売植物一例
展示植物の一部を販売するほか、隣接のミュージアムショップでは、『叢』店主・小田康平氏 が収集したサボテン・多肉植物 約100点を販売します。 ※展示植物のお渡しは、会期終了後となります。
・千波万波(せんばまんば)
48,600円(税込)
細かく波打つ稜が、幾何学的で造形に見所のあるサボテン。この印象的な稜は、現地の厳しい高温環境下から身を守り、ラジエーターのように体を冷やす構造をしている。規則正しく配列された棘と複雑に入り組む稜の作り出す造形はもはや人の創造を超え、神秘的にも感じる。僕にとっては、ジャングルの奥地で新しく発見された新種の毒虫のような存在。
・拳骨団扇(げんこつうちわ)
75,600円(税込)
シルエットが奇妙な接ぎ木のサボテン。双方は同じ団扇サボテンの仲間であるが、風貌は見ての通り全くの別もの。穂木は拳骨団扇という突然変異を起こしたサボテンで、台木の大型宝剣の上に生息している。アンバランスな造形を気にすることなく、グロテスクな爬虫類のようなサボテンが妖しく蠢く。
・ラクテア綴化(らくてあてっか)
43,200円(税込)
・影清(かげきよ)
43,200円(税込)
生長を重ね、もがくように伸びたサボテン。枠にとどまらずあふれた出た姿が何とも奇妙。この暴れた姿は、生きるというエネルギーを強く感じさせる。当然のことながら、これを所有していたサボテン生産者からは見放された存在だった。
左奥から
・陽炎綴化(かげろうてっか):24,000円,
・黒王丸(こくおうまる):13,000円,
・カルメナエ綴化( かるめなえてっか):15,000円,
・牡丹玉(ぼたんぎょく):18,000円
左前から
・希望丸(きぼうまる):10,000円
・福禄寿(ふくろくじゅ):12,000円,
・ラウシー 16,000円
・大御所(おおごしょ):15,000円
【雑貨】
・叢 クリアファイル:540円
・叢 写真集:2,700円
・叢 ポストカード A:1,080円
・叢 ポストカード B:1,080円
・叢 ポストカード C:1,080円
・叢 ポストカード D:1,080円
・叢 ポストカード E:1,080円
・叢 トートバッグ:1,620円
叢 – Qusamura
〝いい顔してる植物〟をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋。
店主みずからが国内外を旅して集めた個性あふれる植物を、その個体の特徴を引き出す器とあわせて提案する。
店主が植物を見つける場所を叢と呼んでいたことから、普通の人にとってはただの草の群がりに見える場所に、個性ある
美しさが眠っていることがあるという想いが店名の由来。『Qusamura』の〝Q〟は「Question」からとったもの。個性的な叢の植物たちに出合ったとき「これ、なに?」と、はじめに不思議を感じ「?」から叢の世界観に入ってほしいという願いを込めている。http://qusamura.com/
●ギャラリーツアー開催スケジュール
会期中、下記日程にて『叢』店主 小田康平によるギャラリーツアーを行います。
6月10日(土)14:00〜
6月11日(日)16:00〜
6月24日(土)14:00〜
6月25日(日)16:00〜
※各回所要時間 60分程度
※ご参加には入場料が必要となります
小田康平 (おだこうへい / Kohei Oda)
1976年、広島生まれ。世界中を旅する暮らしをしていた20代の頃、旅先で訪れたパリで、フラワーアーティストがセレクトショップの空間演出を手掛ける様子に感動。帰国後、生花と観葉植物による空間デザインに取り組むようになる。数年がたち、画一的な花や植物での表現に限界を感じ始めていた頃、ある世界的アートコレクターと出会い、納品後に傷ついた植物を見て発した彼の一言、「闘う植物は美しい」に衝撃を受ける。以来、植物選びの基準を、整った美しさから、『いい顔』をしているかどうかに変える。独自の視点で植物を捉え、美しさを見出した一点物の植物を扱うことを決心し、2012年、独自の美しさを提案する植物屋「 叢 - Qusamura 」をオープンした。陶芸家、アーティスト、小説家など異分野のプロフェッショナルとのコラボレーションも多く、国内外でインスタレーション作品の発表や展示会を行っている。最新作は、銀座メゾンエルメス Window Display(2016)。
Twitterを使用する場合は、こちらの「ツイートする」ボタンをご使用ください。
→ Tweet (ハッシュタグ #PARCOART)
Facebookを使用する場合は、下記「コメントする」より、コメントをお寄せください。