PARCO MUSEUM

くらもちふさこ・いくえみ綾 二人展
『 “あたしの好きな人”へ』

絶えず革新的な作品で読者を魅了し、2017年に『花に染む』で第21回手塚治虫マンガ大賞を受賞したことが記憶に新しい、漫画家「くらもちふさこ」。そして、くらもちに憧れ漫画家を志し、話題のテレビドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系列・4月~放送)の原作をはじめ数々のヒット作を世に送り出し続けている「いくえみ綾」。
  
 業界内外に多くのファンを持ち、常に少女漫画の第一線を走り続ける2人ですが、原画展は長いキャリアの中で今回が初。本原画展は、互いに深い尊敬の念を抱いてきた両氏ならではの「二人展」です。

会 場
パルコミュージアム
池袋パルコ・本館7F
期 間
2018/02/09 (金) -2018/02/25 (日) 
10:00~21:00
※2/21(水)は休館
※最終日は18:00閉場/入場は閉場の30分前まで
入場料
一般700円/学生600円
★ <PARCOカード・クラスS>会員は入場無料
  <PARCOカード>会員は入場料半額
  ※ご本人様に限ります。 ※他割引サービスとの併用不可。
主催
パルコ
企画制作
パルコ/シュークリーム
協力
集英社

展示内容

「天然コケッコー」(くらもちふさこ)※展示作品イメージ 「天然コケッコー」(くらもちふさこ)※展示作品イメージ 「バラ色の明日」(いくえみ綾)※展示作品イメージ 「バラ色の明日」(いくえみ綾)※展示作品イメージ

くらもちふさこ・いくえみ綾のデビュー当時の作品から、
両氏の代表作と言える作品、最新作まで、
200点を超えるカラー・モノクロ原画を展示。
両氏の作品や読者に対して抱く気持ちの変遷とともに、
美しい原画の数々をご覧いただけます。

その他、少女漫画の枠を超えた
多種多様なキャラクターやストーリーの特集コーナーや、
互いの作品のお気に入りキャラクターを
それぞれが交換して描くメイキング映像の展示など、

初めて世に出るものも多く、
どの時代・どの作品に思い入れがある方が来ても
楽しんでいただける空間になっております。

展覧会公式グッズ

公式図録表紙 イメージ 公式図録表紙 イメージ

本展覧会の開催を記念して、会場限定で公式図録を販売いたします。
デザインは、数々の書籍や漫画の装丁を手がける装丁家・グラフィックデザイナーの名久井直子氏。
くらもちふさこ・いくえみ綾のときめき溢れる世界感をとじこめた、美しい画集のような1冊です。

●収録内容(全144ページ)
・展覧会に展示されているカラー・モノクロ原画約200点
・くらもちふさこ×いくえみ綾 1万字超え対談 等

【公式図録オンライン販売のご案内】

パルコのECサイト「カエルパルコ(kaeru.parco.jp)」にて2月16日(金)12:00より販売いたします。
詳しくはこちら→https://kaeru.parco.jp/shop/detail/shop000010539/

その他、展覧会ならではのアイテムとして、
複製原画やオリジナルグッズを多数、販売いたします。

●アイテム例
 ・複製原画・ポストカードセット・クリアファイル・卓上カレンダー・マスキングテープ 等

作家プロフィール

くらもちふさこ

©くらもちふさこ/集英社 ©くらもちふさこ/集英社

1972年、『別冊マーガレット』(集英社)にて「メガネちゃんのひとりごと」でデビュー。以後同誌を中心に多くの作品を発表。思春期の女の子の恋愛を独自の視点で繊細に描き、幅広い人気を得る。
1980年「いつもポケットにショパン」、続き1982年「いろはにこんぺいと」が大ヒット。1985年の「アンコールが3回」も「いつもポケットに〜」と同様、音楽を題材にしている。1991年、3人の少女の日常を描いたオムニバスドラマ「チープスリル」を連載。1995年、『コーラス』(集英社)に、地方の村の中学校を舞台にした「天然コケッコー」を発表。1996年、同作で講談社漫画賞を受賞。2007年には渡辺あや脚本・山下敦弘監督により映画化される。
2010年より『コーラス』でスタートし、『ココハナ』(集英社)にて2016年に連載完結した「花に染む」で、2017年第21回手塚治虫マンガ大賞。現在『ココハナ』にて「とことこクエスト」を連載中。
他の代表作に「白いアイドル」「おしゃべり階段」「わずか一小節のラララ」「A-Girl」「東京のカサノバ」など。

いくえみ綾

©いくえみ綾/集英社 ©いくえみ綾/集英社

1979年、『別冊マーガレット』(集英社)にて「マギー」でデビュー。
短編を得意とし、時代とマッチした感性の作品で、幅広い層の女性を中心に人気を得ている。その後、1988年「POPS」、1992年「I LOVE HER」とヒット作を生み、2000年「バラ色の明日」で第45回小学館漫画賞を受賞。
2004年より『クッキー』(集英社)にて「潔く柔く」を連載。同作は2009年、第33回講談社漫画賞少女部門を受賞する。
映像化も多く、 2017年『フィールヤング』(祥伝社)にて連載されていた「あなたのことはそれほど」がテレビドラマ化され話題になった他、2013年「潔く柔く」が、2018年「プリンシパル」が映画化(3月3日(土)公開)されている。
 現在、『クッキー』にて「太陽が見ている(かもしれないから)」、『ココハナ』にて「G線上のあなたと私」、『フィールヤング』にて「そろえてちょうだい?」、『月刊バーズ』(幻冬舎コミックス)にて「私・空・あなた・私」、『月刊!スピリッツ』(小学館)にて「おやすみカラスまた来てね。」と5本を連載中。

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