1.
エントランス
あやしげな見取り図。ムットーニミュージアムの年代記を思わせる
プロフィールなどが壁に貼られ、期待と戸惑いを促しながら観客達を出迎える |
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2.
モーションオルゴールの回廊
まず出会うのはオルゴールの音色に合わせ光を投げかける人形達の小箱。アンドロイド・マジシャン・歌姫そしてカップルを見つめる天使・・・。壁にかけられた油彩画のポートレイト。ムットーニミュージアムの住人達のキャスティングエリア。 |
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3.
秘密の工房
会場内に再現されたムットーニの濃密なアトリエ。年期の入ったテーブルの上に置かれた作りかけの人形や様々な部品類。一見アトリエの調度品かと思われるウイスキーのボトルや大きな柱時計、そして布ばりの分厚い本とアンティーク
・ラジオ等々・・・。でもそれらは実はアトリエ内に仕込まれたムットーニ作品達。突然あやしげな光を放ちこの空間で次々とストーリーを展開する。時にはムットーニ自身がこのアトリエで作品達と語り合う(上演会が行われる)らしい。 |
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4.
カプセル・ビュー
直径40〜から60センチの半球カプセルの壁掛け式作品。
透明なカプセルの中でゆっくり上下するクジラ、開閉する貝の中から光を放つビーナス、そしてゆっくりと羽ばたく天使等々。常時光を放つカプセルが四方の壁に掛けられたこの部屋は、あたかも潜水艦や宇宙船の小窓から外を眺めているような雰囲気をかもしだす、ムットーニミュージアムのリラクゼーションエリア。 |
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5.
記憶の小部屋
ムットーニミュージアムの片隅にある一番狭い部屋にはたった一台の作品が置かれている。怪しげな実験室、場末のミュージックホール、書斎など、記憶にまつわる物語をテーマとした作品達。ここでは作品の前に椅子が置かれ、濃密な物語を少人数で楽しむプライベイトエリア。 |
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6.
テアトル・ムットーニ
組み立て式の露天を思わせる小劇場を中心に、大小様々なBOXからなるエリア。壁には初期に描かれた油彩画が演目のポスターのように張り巡らされ、移動サーカスのテントを連想させる。チューニングも定かでないチープな音を奏でる楽士達、突如ステージの床からせり上がる法王や朽ち果てたアンドロイド。ここでは同時多発的に常に何かが動きながら光を放ち、渾然一体となったドラマが繰り広げられる。中央の小劇場では定期的にムットーニと人形達の一幕劇が催される。 |
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7.
広場
大型の代表作が立ち並ぶこのエリアでは定期的に上演会が行われる。ライトが落ちひとたび作品に明かりがともると華麗な人形達の競演が繰り広げられる。
このエリアでも定期的にムットーニの上演会が催される。 |
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8.
プラネットシアター〈天蓋の部屋〉
光の柱を連想させる筒状のテントに大型作品が一台置かれたエリア。ここでは作品から溢れた光の変化が部屋全体におよぶ。ここに足を踏み入れた観客は作品と部屋とが一体化した世界で贅沢なひとときを味わう。 |
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9.
聖俗2つのカテドラル
まったく異なった音色を奏でる2つのパイプオルガン。だが、ここで繰り広げられる2つの物語は鏡の表に他ならない。 |