顔は宇宙だ。

岡本太郎生誕100年企画展

顔は宇宙だ。

顔は宇宙だ。
顔は自であり、他であり、全体なのだ。
そのど真ん中に眼がある。それは宇宙と一体の交流の穴。

戦後の大衆芸術家として絶対的な存在感を放つ岡本太郎の生誕100年を記念し、本展では数多の岡本太郎作品の中から「顔」や「眼」をモチーフとした作品にフォーカスをあて、展示を行います。

会　場	札幌パルコ 7F・スペース７
期　間	2011/10/28 (金) －2011/11/13 (日) 10:00 - 20:00 ※土曜のみ20:30まで ※入場は閉場の30分前まで ※最終日は18:00閉場
入場料	一般300円　学生200円　※小学生以下無料
主　催	北海道新聞社
企画制作	パルコ、テクノプロ、サイレン
お問い合わせ	011-214-2111　（代表）
特別協力	岡本太郎記念現代芸術振興財団、川崎市岡本太郎美術館
協力	海洋堂、EXPO、西武運輸、札幌宮の森美術館
後援	北海道、北海道教育委員会札幌市、札幌市教育委員会札幌市芸術文化財団

展示作品

豊饒の神話(1968年頃)原画

画像提供：岡本太郎記念館

渋谷マークシティ内に常設されている「明日の神話」の姉妹作品。
岡本太郎は、メキシコシティに建設するホテルから依頼され、壁画《明日の神話》を制作しました。
さらにホテルの大食堂に高さ9m幅60mの壁画を依頼され、《豊饒の神話》の制作を始めましたが、ホテル建設は計画通りには行かずに、食堂の壁画が制作されることはありませんでした。
本展で展示されるのは、壁画の原画として描かれた3点の中で最大の大きさのもので、本邦初公開となります。

雷人(未完・絶筆)

画像提供：岡本太郎記念館

岡本太郎の絶筆となった未完成作品。
この作品に岡本太郎は何を託したかったのか、何を表現したかったのか。作品と向き合い、感じとってみてください。

生命の樹(模型)

1970年に開催された日本万国博覧会で、根源からふきあげて未来にむかう生命力の象徴として「太陽の塔」内部に展示された作品。
本展覧会では、1970年大阪万博当時の生命の樹を海洋堂が忠実に再現した1/20模型を展示します。

※上記作品のほか、オブジェやチェア、スツールなどの立体作品や作家本人のポートレートに加え、｢太陽の塔｣設計図などの大阪万博関連の展示も行います。