【4月20日(土)14:00-15:30 】 <登壇者:丹羽良徳> 【終了しました。】
新刊「ウィーンで赤い者を追う」朗読サイン会
現在丹羽良徳が拠点とするウィーンは、 1918年から34年まで社会民主党が市議会で与党となり社会主 義理想に燃え現在に引き継がれる様々な政策を実現したことで有名 である。 同市で赤い服装の人を追うという形式で綴ったおよそ30のショー トショートを集めた新刊ジン「ウィーンで赤い者を追う」 から厳選した数編の朗読と8年間分に偽物の注釈を大量につけるこ とでで日記そのものを解体することを目指した既刊で「 過去に公開した日記を現在の注釈とする:天麩羅」(2015年 UMISHIBAURA)も併せてのサイン会。
※新刊ジン「ウィーンで赤い者を追う」と既刊「 過去に公開した日記を現在の注釈とする:天麩羅」 のセット販売も会場限定で予定。
※「過去に公開した日記を現在の注釈とする:天麩羅」詳細:http://umishibaura.jp/
※無料。事前予約不要。 当日の混雑状況によってはご入場いただけない場合がございます。
【4月27日(土)13:00-14:00 / 15:00-16:00 】 ※要事前予約(無料)
作家解説ツアー【終了しました。】
アーティスト丹羽良徳自身が展示作品について解説するツアー。
各回10名限定の貴重な解説ツアー。
参加希望の方は応募用メールアドレス宛てにメールをお送りください。
【応募用メールアドレス】 gx.event.info@gmail.com
・件名に「希望時間」、本文に「名前」「電話番号」「参加希望人数」をご記入お願い致します。
【4月28日(日)14:00–15:00 】 <登壇者:丹羽良徳+市原尚士(読売新聞記者)>
トークイベント「資本主義時代の広場」【終了しました。】
中欧オーストリアの首都ウィーンに拠点を移して3年になる丹羽良徳と読売新聞記者である市原尚士氏との対談。丹羽良徳が仕掛けるパフォーマンスとその記録映像から成る複眼的な芸術活動のあり方、またはあえて例外の状態を作り出すことによって埋もれた共通意識をあぶり出し土地に根ざす歴史に介入することで展開される作品、資本主義時代におけるアートの役割、その公共性について。多様な背景をもつ人々が集い、合意を形成する場としての『広場』という概念を中心に議論する1時間。
市原尚士(いちはらしょうじ)プロフィール
1969年千葉市生まれ。1993年早稲田大学第一文学部 (現・文学部) 哲学科東洋哲学専修卒業。
同年、読売新聞東京本社に入社。文化部勤務などを経て、現在はブランド企画部に所属する。
横浜市在住。
※無料。事前予約不要。当日の混雑状況によってはご入場いただけない場合がございます。
【5月4日(土)15:00–17:00 】<出演:丹羽良徳 / ゲスト:井出 明(観光学者)、藤田直哉(批評家)/ 司会:F. アツミ(編集/批評)/ 企画:Art-Phil>
トークイベント「歴史への介入は可能か?―公共の暗渠とテクストのパフォーマティビティ」
世界各地で花盛りのアートツーリズム。限界集落に忽然と浮かび上がる違和の光景は制作者と住民との対話の顛末、それとも歴史が投げかける良心の呼び声? 観光学者の井出 明と批評家の藤田直哉とともに、丹羽良徳というアーティストを介してみえてくる旅と異邦性、そして歴史からの/への逃走と闘争の現在を追う。令和時代の黎明期に充満するポリティカル・コレクトネスの風潮に抗して、排除された歴史=物語の公共システムへの再参入の可能性について語り合うこと。
※無料。事前予約不要。当日の混雑状況によってはご入場いただけない場合がございます。
井出 明(いであきら)
1968年長野県生まれ。観光学者。金沢大学国際基幹教育院准教授。近畿大学助教授、首都大学東京准教授、追手門学院大学教授などを経て、現職。京都大学経済学部卒、同大学院法学研究科修士課程修了、同大学院情報学研究科博士後期課程指導認定退学。博士(情報学)。社会情報学とダークツーリズムの手法により、東日本大震災後の観光に関する研究している。主な著作に、『ダークツーリズム拡張─近代の再構築』(美術出版社、2018年)、『ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅』(幻冬舎、2018年)などがある。
藤田直哉(ふじたなおや)
1983年札幌生まれ。批評家。日本映画大学講師。二松学舎大学、和光大学非常勤講師。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻修了。博士(学術)。「同時代・芸術・人間」の三項が基本主題。編著『地域アート 美学/制度/日本』(堀之内出版、2016年)で話題になり、日本における「地域アート」(地方における芸術祭)に対する、評論を展開している。主な著作に、『虚構内存在』(作品社、2013年)、『娯楽としての炎上――ポスト・トゥルース時代のミステリ』(南雲堂、2018年)、編著に『震災文芸誌 ららほら 』(響文社、2019年)などがある。
F.アツミ
編集・批評、Art-Phil。“アート発のカルチャー誌”としてブックレット「Repli(ルプリ)」の発行を中心に活動。これまでの出版物に、『デリケート・モンスター』(Repli Vol.01)、『colors 桜色/緑光浴』(Repli Vol.02)、『歴史上歴史的に歴史的な共産主義の歴史』、『OrNamenTTokYo』、『資本主義が終わるまで』などがある。また、批評的な視点に基づいた理論的な実験として、「サーカス・ノマド」の企画のもと、展示やイベントなどのキュレーションに時として携わる。アート、哲学、社会の視点から、多様なコミュニケーション一般のあり方を探求している。
出演者サイン会
トークイベント後は、『資本主義が終わるまで』『歴史上歴史的に歴史的な共産主義の歴史』ほか(丹羽良徳)、『ダークツーリズム拡張 ─近代の再構築』『ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅』(井出明)、『震災文芸誌 ららほら』『娯楽としての炎上――ポスト・トゥルース時代のミステリ 』(藤田直哉)など、著者・編者によるサイン会も行います。
ご好評につき追加開催決定!
【5月6日(月)13:00-14:00 】 作家解説ツアー
アーティスト丹羽良徳自身が展示作品について解説するツアー。
予約不要/参加希望の方は開始5分前に当廊までお越しください。