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Kensaku Kakimoto Exhibition
時をかける
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Collaboration with Luke Bubb, Piotr Stopniak
演出家・映像作家・撮影監督として、映画やコマーシャルフィルム、ミュージックビデオ、広告の世界で幅広く活躍しているアーティスト「柿本ケンサク」による展覧会を開催します。
本展覧会は「時をかける」と題し、音楽現像によって生まれ変わる写真の変化を独自のアルゴリズムで表現した新作「Trance Music」をインスタレーションとしてメインに展示し、過去に発表した「Trimming」シリーズ、「TRANSLATOR」シリーズも新たな方法で展示されます。
展示作品の販売に加え、今回の展覧会を記念して制作されたZineなども販売されます。
さらに、昨年世界同時配信され、細野晴臣、半野喜弘、大橋トリオが賛同し参加し話題となった、柿本ケンサクによるリモート映像プロジェクト「+81FILM」の新作『DROP BY DROP』が完成。本新作は、ハンガリーを舞台に柿本ケンサク自らが監督となり、ケンモチヒデフミが楽曲提供として参加し制作され、渋谷パルコ8F 「ホワイトシネクイント」にて新作を含む4編が一夜限りで一挙上映されます。
展示/作品概要
-Trance Music-
音楽現像によって生まれ変わる写真たち。
コロナ前に撮影した風景写真を10の性格に分類した。
分類は難しいものではなく、海とか山、植物、ミクロとマクロなど、
自分の性格がなるべくわかりやすく分かれるもの。
分類した写真を機械学習させ、現像し浮かびあがってきた像に革命の音楽を聴かせた。
現像に使用したのは時代を、社会を変えようとしてきたアーティストたちの音楽。
革命の歌を聞いた写真たちが動き出した。
今、世の中は良くも悪くも大きく変わろうとしている。
時間をかけて写真という一枚の風景が変わっていく。
時をかける具体を映し出し、変わりゆく写真たち。
高解像度で捉えた世界をあえて解像度を下げることで、具体を抽象へ、世界の本質を削り出す。
―柿本ケンサク―
「Trimming」シリーズ
「TRANSLATOR」シリーズ
「+81FILM」特別上映会
演出家・映像作家・撮影監督として、映画やコマーシャルフィルム、ミュージックビデオ、広告の世界で幅広く活躍している
アーティスト「柿本ケンサク」による展覧会の開催を記念して、昨年世界同時配信され、細野晴⾂、半野喜弘、⼤橋トリオが賛同し参加し話題となった柿本ケンサクによるリモート映像プロジェクト「+81FILM」の新作を含む4編を⼀夜限りで⼀挙上映します。
●「+81FILM」プレミアム上映
正式:Kensaku Kakimoto Exhibition 時をかける Collaboration with Luke Bubb, Piotr Stopniak 開催記念
Premium 上映『+81FILM』
略式:『+81FILM』プレミアム上映 ※文字制限などがある場合はこちらで表記
●日程:2021年9月25日(土) 時間:17:00〜 上映時間:約40分
※上映終了後に予定しておりましたトークショーは感染症対策の観点から中止とさせていただきます。
●会場:渋谷パルコ8F「ホワイトシネクイント」
●料金:1,200円均一
●チケット予約:9月17日(金)12:00からホワイトシネクイントHPで受付開始
https://www.cinequinto.com/white/topics/detail.php?id=420
【感染症対策】
ご入場時、マスクの着用と検温をお願いさせて頂いております。
※発熱・せきなど風邪症状のある方は、ご来場をお控えください。ご入場をお断りさせていただく場合がございます。
詳細は、こちらをご確認ください。
https://www.cinequinto.com/white/topics/detail.php?id=204
【アルコール類の販売時間】
ビールなどのアルコール類の販売は、終日販売休止となります。
※アルコール類の持ち込みも禁止とさせていただいております。
【座席】
ホワイトシネクイントでは当面の間、座席50%で販売致します。
始まりは日本から【+81】の一本の電話――。
これまでに出会った“ご縁”を頼りに世界中のクリエイター達とリモートで制作された短編。
柿本ケンサクが、これまで写真家として世界各国を旅した際に、新型コロナウイルスの自主隔離中に各地で知り合った映像作家に安否確認の連絡をとったことがきっかけとなりスタートし、2020年夏に世界同時配信されその美しい映像と音楽が話題となった “世界を繋ぐ”映像プロジェクト「+81FILM」。
チリ、モンゴル、ロンドンの3都市を舞台に柿本ケンサクが脚本・共同監督という形ですべての作品の制作に参加し、現地監督と各地のコロナウイルス流行状況を確認し、幾度もの話し合いを重ねた後に撮影が敢行され、リモートで制作された3つの短編は、いずれも新型コロナウイルスが蔓延した世界が舞台となっており、“WITH(ウィズ)コロナ時代”の各地のリアルな生活や現状が映し出されている。
また、各話の音楽も柿本ケンサク自ら交渉し、チリ編には細野晴臣、モンゴル編には半野喜弘、ロンドン編には大橋トリオと日本を代表する音楽家たちが参加した。
今回、「+81FILM」の新作として、柿本ケンサク自らが監督となりハンガリーを舞台に新たなショートフィルムを撮り下ろした。音楽はケンモチヒデフミが参加。
●「+81FILM」公式サイト:http://plus81film.com/
・監督:柿本ケンサク、ガブリエル・ディアス、バット・アムグラン、ティージェー・オーグラディー・ペイトン
・音楽:細野晴臣、半野喜弘、大橋トリオ、ケンモチヒデフミ
・プロデューサー:中村友香 馬詰 正
<ストーリー>
●『Gravity』(チリ) 監督:ガブリエル・ディアス(Gabriel Díaz)
咳に苦しむ息子を病院へ連れていくため、猛スピードで車をとばす夫婦。その時、車は数十匹の家畜の群れに思い切り突っ込む。危機一髪でなんとか無事だった夫婦の目に飛び込んできたのは――。
●『Snowdrop Flower』(モンゴル) 監督:バット・アムグラン(Bat-Amgalan Lkhagvajav)
モンゴルの平野で幸せに暮らす一家。ある日、母がひどい咳と高熱に倒れるも、村には携帯の電波も届かず医者を呼ぶことすらできない。「スノードロップという花を食べた羊の肉を食べれば病が治る」と祖母に教えられた少年は家畜の羊を殺すことを決意するが――。
●『Silence』(ロンドン) 監督:ティージェー・オーグラディー・ペイトン(TJ O'Grady Peyton)
マスクをつけた人々が行き交う街をふらふらと歩く青年。ある日、青年は廃墟でバレエを踊る少女を見つける。彼女の踊る姿が忘れられない青年は、密かにバレエの練習をはじめる――。
●新作『DROP BY DROP』(ハンガリー)監督:柿本ケンサク
年の離れた姉弟のゾーイとベニ。体調を崩した弟のベニのために安全ではないかもしれないワクチンを入手するために、仲間のレジスタンスに連絡するゾーイ。ゾーイは政府が管理する施設に侵入し、ワクチンを輸送するために車両を標的になんとかワクチンを手に入れるが、彼女はすぐに警備員に発見され、脱出ドラマが始まる。
プロフィール
『柿本ケンサク / Kensaku Kakimoto』
映像作品の多くは、言語化して表現することが不可能だと思われる被写体の熱量、周辺に漂う空気や時間が凝縮されている。虚像と実像の境界を現実のもののように表し視覚化している。被写体の人生の断片と繊細な感情が揺らぎを産みだし、圧倒的な美と力強さを感じさせる。写真作品は、対照的に演出することを放棄し、無意識に目の前にある世界の断片を撮り続け、さらに具体を抽象化させる表現に努めている。
2005年に、長編映画『COLORS』を制作し、劇場公開として活動をスタート。2012年、長編映画『UGLY』『LIGHT UP NIPPON』を公開。2021年、大河ドラマ「青天を衝け」メインビジュアル、タイトルバックを演出。同年7月、ドラマ「上下関係」が公開。映画「恋する寄生虫」11月に公開。
2016年、代官山ヒルサイドフォーラムにて写真展『TRANSLATOR』展を開催。同年11月、ART PHOTO TOKYOに参加。
2017年ニューヨークでの個展「HYOMEN」を、Taka Ishii Gallery New Yorkにて開催。同年、写真集「TRANSLATOR」を発表。
2021年「TRANSFORMATION」展を開催。同年、国際美術展「水の波紋」に選出される。
映像、写真という境界を越えた活動を広げている。
2021年トライベッカ映画祭 - アート&ソウル部門、及びシャイニングスター部門選出。
2020年Global Shorts 最優秀作品賞、ロンドン国際フィルムフェスティバル優秀作品賞。
2019年SPACE SHOWER MUSIC AWARDS - VIDEO OF THE YEAR
2016年ACCグランプリ他、Cannes Lions International Festival of Creativity、One Show Design、 London International Awards 、New York Festivals、AD STARS、Spikes Asia、 ADFEST、THE Adobe WW Sales Conference Film Festivalなどで数々のAWARDを受賞。
『ルーク・バブ / Luke Bubb』
コンセプトデザイナー/アートディレクター/ワールド・ビルダー
南アフリカ出身のアーティスト、現在はオーストラリアのバイロン・ベイを拠点に活動。アートと自然と新たなテクノロジーとが融合する最先端の領域を探求しており、キャンバス上で絵画制作を行なっていない時にはワールド・ビルディング(世界観の構築)や、長編映画のコンセプトデザイン、そしてVR媒体を用いた没入型体験プログラムのディレクションを手掛ける。
過去14年間の間に、業界の最先端で活躍するディレクターや科学者、経営者とコラボレーションを行い、受賞歴のあるスタジオを設計するなど、実験的な表現方法で作品を発表してきた。中でも、映画「プロメテウス」(監督:リドリー・スコット)のためにFuelVFXチームと共に作り上げた「Orrery」の星図は世界的に話題となり、Cinefex誌で特集が組まれたほど。近年では、デトロイトモーターショーで展示された日産のInfiniti Qのプロモーション映像で、フォトリアルでリアルタイムに環境を映し出した作品を発表している。また、海洋環境危機にフォーカスを当てたリアルタイムアート作品「Coral & I」は、手描きイラストレーションを用いたVR体験作品で、業界随一のショーケースでありプラットフォームでもあるKaleidoscope LA's First Lookで2017年に世界初公開された後、カンヌ国際映画祭、ウッドストック映画祭、そして2018年のシドニー映画祭で上映された。最近では社会への再生ソリューションにテーマをあてたドキュメンタリーフィルム「2040」に関わっている。
また、クリエイティブ・エージェンシーMoving Peaksの共同設立者でもある。ここには、ユニークで多岐にわたる専門分野のクリエイターが所属し、今日の現実を意味のある方向へシフトするプロジェクトへの参入を目指す。様々なメディアムとテクノロジーの間を往き来し、AR(拡張現実)、マシーン・ラーニング、マテリアル・サイエンス、ネイチャー・マッピングからセンソリー・インスタレーション、バイオ・プリンティングまで、あらゆる分野を掘り下げるという意味で、本人とMoving Peaksは同じマントラを共有している:Make Art That Moves People (人を動かすアートを)。
『ピョートル・ストプニアック/Piotr Stopniak』
マルチアーティスト兼デザイナー、スタジオ・ストプニアック創設者
3Dアーティストとして広告用のハイエンドな静止画を制作しキャリアをスタート。シドニーの一流スタジオElectric Arts で長年様々なアワードを受賞したプロジェクトに携わった後、トビー・パイクと共にToby And Pete Studioを設立。ほどなくしてオーストラリアのデザイン 業界に多大な影響を与えるスタジオに急成長した。その後、モーショングラフィックやインスタレーション、パフォーマンス・ヴィジュアルやインタラクティブな作品も手がけるようになり、世界的にも認知が高まった。約8年にわたって、Flume やFlight Facilitiesなどの国際的なアーティストや、Coca Cola、Lexus、SonyやNike等々錚々たるグローバルブランドのプロジェクトに携ったのち、新たなスタートを決意。
これまでの様々な経験を糧に、スタジオ・ストプニアックを設立し、既存のメディアの枠を取り払ったアイデアにフォーカスした、フィルム、インスタレーション、プロジェクションやプリント制作を手がけている。新スタジオ設立後、OnePlusのNord SmartphoneのCMを監修し、1週間足らずで240万回再生を記録した。
またヨーロッパの金融工学会社の一つ、Klarnaの「K-Rated」キャンペーンの監修を務め高評価を得た。また、同社は一流のアーティストがフィーチャーされるARプラットフォームEyeJackにて短尺アニメーションなどの3Dコンテンツを提供している。クライアントは企業から政府や文化機関などに及ぶ。現在シドニーを拠点に活動。
2021/09/17 (金) - 2021/09/26 (日)
Kensaku Kakimoto Exhibition
時をかける
GALLERY X BY PARCO