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モののケ ART CIRCUS
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昨年、一昨年と開催され、大阪・東京・札幌にて大盛況となった『祝祭の呪物展』を手掛けるホラーデザイン結社「アシタノホラー」と心斎橋PARCOがタッグを組み、オカルトコレクター田中俊行氏による呪物の展示[祝祭の呪物室]やSNS上で話題となった志茂浩和氏による[弁天様]など総勢100名以上の作家によるモノノケ作品、呪物、メディアアートを展開します。
さらに、7月20日(日)にはオカルトコレクター田中俊行さんをお招きしトークイベント「呪物と私」も開催決定!ぜひ展覧会と合わせてお楽しみください。
2025年7月18日(金)〜 8月3日 (日) 10:00~20:00
※最終日18:00閉場
※最終入場閉場30分前
9F EVENT SPACE
1,100円(税込)
※未就学児無料※割引対象外
※混雑時は入場規制等行う場合がございます。
株式会社パルコ
アシタノホラー株式会社
東映太秦映画村
コカレロ
出展作家(空間作品)
快歩(KAIHO)
特殊メイクを軸に、グラフィック、アートディレクション等、独自の世界観を追求した作品制作を行い、その感性を活かして、ミュージックビデオや映画、ライブなど様々なメディアにおいて幅広く活動する。特殊メイクのグロテスクなイメージをあえて制限し、色を効果的に使うことで、ポップかつリアルな独自の世界観を表現している。2020年には、オーストラリアで開催された特殊メイクのコンペティション WBF 2020 World Championships special effects makeupにおいて、世界のTOP3に選出。
Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024 世界を変える30歳未満30人 受賞。
河野 隼也
妖怪文化研究家、妖怪造形家、妖怪企画プロデューサー。
「妖怪芸術団体 百妖箱」代表。幼い頃から妖怪に惹かれ、大学進学後は京都の妖怪伝説の観光利用についての実践的研究を行う。
妖怪衣装、グラフィックアートの制作などの創作活動と共に、
京都を拠点に「一条百鬼夜行」「モノノケ市」「嵐電妖怪電車」「伏見妖怪酒祭」「三井寺妖怪ナイト」など、妖怪にまつわるさまざまなイベントを手掛ける。
志茂 浩和
1960年大阪生まれ。神戸芸術工科大学教授。1994年Sony Music DEPでの受賞を契機に3DCGを修得。同社よりダリの絵画世界をゲーム化した[incarnatia](1997)を発表する。以降、3DCGプライベートアニメーション制作に取り組み、Siggraphなどで発表している。
[CGZOO](2007)発表以降、映像インスタレーション作品に取り組む。六本木アートナイト2018で展示された[挟まる人]は大きな反響を呼び、複数の賞を受賞。SNS上で話題となった[弁天様]は、InstagramとTikTokでの総再生数が1,500万回を超える。
田中 俊行
1978年9月30日兵庫県出身
幼少の頃より奇怪な物や怪談話が好きで収集を開始。
様々ないわく付きの品々を蒐集し、オカルトコレクターの肩書を持つ。近年では呪物コレクターとして、「クレイジージャーニー」など様々なメディアで紹介される。
2021年より兵庫神戸から東京深川に居を移し、3万円のアパートで200体の呪物と暮らしている。
出展作家全ラインナップ
秋元机 あきやまりか ワクイアキラ Ato1Snow Abbie Normal ayurikitamura RBTXCO Alessandro Bioletti アワジトモミ いとうひでみ イハラナツミ 今仁英輔 INFERNO AIRLINE UAMOU 上田バロン 牛木匡憲 echo(新田さやか) 大垣ガク 大河紀 大寺史紗 オカモトレイコ 小山恭史 Ka-ji- 快歩(KAIHO) KAORU SATO Kaz Oomori 片寄優斗 カトーフレンド 鐘本幸穂 カミヅチ KAREZMAD カワグチタクヤ 河崎ヒデオス 河原奈苗 Kumi Takahashi 栗田有佳 グルメマイスターよぴチャン 河野隼也 小澄源太 GOD TAIL 小林繭乃 小林ラン サイトウユウスケ 阪田マリン さくらいはじめ Satoshi Kurosaki 彩樂/SARA James Fenner 芝山綾乃 志茂浩和 下村優介 Zyu+ シューユリ 白根ゆたんぽ 神保賢志 須川まきこ 鈴木旬 大地めばえ 高木真希人 田中俊行 タムラグリア 田村柊刀 ダンボル ちょうりん美智子 ヅカデン ツネハシタケシ Deer bone ”hai” デイアンナ tick 'n' tack / aska. 中島友太 中西怪奇菓子工房。 nutfink にしこはりこ NZM110 羽尾万里子 hachika Hideyuki Katsumata ビリビリモンスター ヒロ杉山 藤原正和 並行世界 PEG / Megumi Azuma 堀内マキコ 前野めり makomo 真坂歩 Mask Smith 松嶋初音 松永美由紀 MAMEDENQ 三崎了 Miranda Yokota 無た。 メリヤスミドリ 妄想工作所 モトバチヒロ 柳澤ももこ Yusuke Isao 横井ひじり 吉田孝弥 Yoshitomo Ano ヨドカワ愛奈 ridawo REN MORITA ROCKET JACK Rockin’Jelly Bean WAN_TAN
<モののケ ART CIRCUS マスター>
アシタノホラー 怪長/クリエイティブディレクター
大垣 ガク
祝祭の呪物展を主催するアシタノホラーの怪長としてアートイベントの企画をプロデュースすると共に、パワーワード展、エモい展などでアート作品を発表している。
また、コンセプト及びコミュニケーション全域と空間をディレクション&デザインするCreative Studio「アシタノシカク」の代表。
ブランドデザイン、広告企画デザイン、空間デザイン、インスタレーションアートなどデザインとアート領域を越境・融合するクリエイティブを得意とする。
カンテレ、京都水族館、朝日放送、GREENIAなどのロゴ・マークなどのVIと、心斎橋PARCO、ミスタードーナツ「もっちゅりん」、近畿大学、など多くのキービジュアルを企画制作する。今春スターバックス リザーブ ロースタリー 東京 の空間演出「HEART MEETS SAKURA」のクリエイティブを担当。
COMMENT:
アシタノホラーが贈る怪しくて、可笑しくて、美しいモノノケたちが蠢くアートサーカス。
“アートの自由”と“心の闇へのユーモア”を楽しむ祝祭へようこそ
展示内容
入場特典
オリジナルグッズ
アシタノホラーとは
連動企画①
連動企画②
田中俊行 Talk Event「呪物と私」
会期:2025年7月20日(日) 18:30開場 19:00開演
会場:心斎橋PARCO 4F プレミアムギャラリーセレクトショップ
入場料:3,500円
※9F「モののケ ART CIRCUS」展覧会会場への入場料金を含みます。
※展覧会受付にて本イベントチケットをご提示ください。
※本イベントチケットでの展覧会ご入場は7月20日(日)に限り可能です。
チケット:6月26日(木)12:00~販売開始
販売リンク:https://online.parco.jp/shop/g/gP028915-00034/
※本チケットは「PARCOメンバーズ」限定販売となります。ONLINE PARCOにてお申込みください。
⼼斎橋 PARCO で開催中の『モののケ ART CIRCUS』。
闇と光が交差する鮮烈な展⽰について、オカルトコレクターの⽥中俊⾏さんにインタビュー!
⼼斎橋 PARCO で 8 ⽉ 3 ⽇(⽇)まで開催されている『モののケ ART CIRCUS』。総勢 100名以上の作家によるモノノケ作品や呪物、メディアアートが展⽰され、連⽇たくさんのお客さんが訪れています。
去る 7 ⽉ 20 ⽇には、本展で呪物を展⽰するオカルトコレクターの⽥中俊⾏さんが来場。トークショーが⾏われる前に、『モののケ ART CIRCUS』の⾒どころやご⾃⾝が出展している呪物について⾊々とお話を伺いました。
背筋がゾッとするエピソードもあるので、ぜひこの記事を読んで『モののケ ART CIRCUS』の世界を現地で体感してください!
[祝祭の呪物室]では、強い呪いを持った呪物がズラリ!
―今回の『モののケART CIRCUS』では、[祝祭の呪物室]でご自身のコレクションの一部を展示されていますが、どういった呪物を選んでいるんでしょうか?
日本のものだけではなく、海外のものも含めてバランスよく選びました。平和や安全、幸せを願ったポジティブなものよりも、今回はしっかりとネガティブな呪物が多いですね(笑)。
中でも珍しいのが、[祝祭の呪物室]に入ってすぐの場所に展示しているジェヴォーダンの獣。18世紀のフランス・ジェヴォーダン地方に出現したオオカミに似た謎の獣で、3年間で100人以上が襲われて怪死したと言われています。展示しているのはその獣を模したものなんですが、1本の木から作られているのが特徴で、自然物を獣の形にすることでそれ自体が呪物になっているんです。
カナダのコレクターが手放したいということで最近譲り受けたんですが、「狼のような影を見かけた」とも言っていたので、何かしらの強い念が宿っているんだと思います。
もう一つは、瓶詰めされた藁人形です。「新しい彼女ができたから」と彼氏に別れを切り出された女の子が、自分で色々調べて作り上げたものなんですが、素人だけどすごくセンスがイイ。当時は、自分の血を毎月捧げていたそうなんです。霊能者の方が「これは開けたらダメだ!」と言ってお札を貼るほどの、呪いの力を持っています。作った女の子自身は、今はもうどうでもいいと思っているけど、「あの時の気持ちだけは忘れたくない」とも話していたので、僕の家に置いている時は週に1回だけ瓶を開けて呪いを飛ばしているんですよ。それは彼女のためでもあるのでね。
チャーミーには、姉か妹がいるかもしれない。
―[祝祭の呪物室]では、田中さんの相棒でもあるチャーミーもいます。今回は特別に衣装をまとっていますが、チャーミーは気に入ってそうですか?
ファッションブランドの<RBT>さんに衣装協力までしてもらい、すごく気に入っているんじゃないでしょうか。チャーミーと一緒に会場を回りましたが、お客さんも「チャーミーが笑っている!」と言っていましたし。
ぜひ、皆さんにも可愛い衣装をまとって喜んでいるチャーミーを見てもらえればと思います。
チャーミーについては、本当に物語性があるんですよ。
2年前に東京で開催した『祝祭の呪物展』では、チャーミーの前でびっくりしている女性がいました。思わず声をかけてその理由を聞いてみると、「この子は●●じゃないですか?横浜の夜間保育園で働いている時に、全く同じ人形がいたんです」って、チャーミーとは違う名前を言っていたんです。
既製品だから間違っているかもしれませんよと伝えたんですが、髪型も汚れも同じだと…。
その人が見た時期を聞くと、僕がチャーミーを預かったよりも前だったので、もしかしたら本当に横浜にいたのかもしれません。いつの間にかいなくなっていたそうで、横浜から滋賀の介護施設に来て、今は僕の元にいる……、辻褄は合うんですよね。
もしくはチャーミーは双子か姉妹で、横浜でいなくなった姉か妹を探すために僕が動かされているのかもしれない。事実、僕はチャーミーがきっかけで上京していますし、各地で展示したり、いろんなメディアの取材をチャーミーと一緒に受けているのも、何かしらの情報を得るのが目的という可能性もある。
そう考えると、すごく物語性がありますよね。だからこれからも僕は、チャーミーの思いのままに動かされていくと思います。
入った瞬間から楽しい!それが、『モののケART CIRCUS』
―『モののケART CIRCUS』では100名以上の作家の作品が展示されていますが、田中さんの視点での見どころを聞かせてください!
怪談でもよく一緒になる河野さんが制作した妖怪はすごくリアルですし、快歩(KAIHO)さんの作品はとにかく圧倒的な存在感でした。そして、メディアアーティストの志茂さんの弁天様は、ずっと見ていられるし、マジで家に欲しいなと(笑)。
松嶋初音さんや前野めりさんなどのアーティストの方々に僕の怪談を絵にしてもらった展示もあり、自分が見ている景色とはまた違った世界観で表現されているのでとても面白いんです。
ぜひ、チェックしてもらえればと思います。
空間構成全体も魅力的で、入口からすごいことになっているので、きっとワクワク感が高まっていくはずです。
怪談やモノノケ、呪物の要素を含めたいろんな作品が並び、アーティストさんの個性と恐ろしさ、可愛さがミックスされた展示は見応えも十分!そして、展示の最後には僕のコレクションが並ぶ[祝祭の呪物室]があり、そこで本物の呪いを持った呪物が出現する。その流れが最高です!
僕自身、『モののケART CIRCUS』に入った瞬間から楽しめたので、皆さんにも同じ気持ちになってもらえれば嬉しいです!!
2025/07/18 (金) - 2025/08/03 (日)
モののケ ART CIRCUS
心斎橋PARCO