コロナ禍の中で、街の役割というものがあらためて見直されています。
その街には、その街の文化があります。
この度、フイナムは全国8つの街に点在するカルチャースポット「パルコ」で、秋の一大イベントを開催します。
札幌、仙台、渋谷、吉祥寺、名古屋、大阪、広島、福岡。
それぞれの街＝地元に、縁とゆかりのある8組のキュレーターと共に、その街にあるヒト・モノ・コトをストーリーにして、ローカル＋αを盛り上げます。
週末を思い切り楽しみたい人たち＝“WEEKENDER”に向けた、あらゆるファッション・ライフスタイルをごちゃ混ぜに、世代もジャンルもクロスオーバーさせた、新たな遊び場です。

各都市に、そしてフイナムにもゆかりのある8人のキュレーターとともに、8箇所のローカルを盛り上げてまいります。

各都市の開催日と、キュレーターのみなさんは以下の通りです。

■名古屋PARCO / 9月3日(土)
住所：愛知県名古屋市中区栄3丁目29-1 西館6F PARCO GALLERY

尾崎雄飛 / ファッションブランド〈SUN/kakke〉 デザイナー
〈サンカッケー（Sun/Kakke）〉、〈ヤングアンドオルセン（YOUNG&OLSEN）〉など、さまざまなブランドのデザインやディレクションを手がける尾崎雄飛さん。地元名古屋で贔屓にしているショップをはじめ、尾崎さんと親交の深いゲスト数名をお招きし、フリーマーケットも開催する予定です。出張版『洋服天国』ともいうべき1日です。
@yuhiozaki0411 @sun_kakke

■心斎橋PARCO / 9月10日(土）
住所：大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3 B2F 心斎橋ネオン食堂街

谷篤人 / 「IMA:ZINE」ディレクター、バイヤー
「ビームス（BEAMS）」で販売員やプレス、バイヤーを経験し、その後、地元である大阪でセレクトショップ「イマジン（IMA:ZINE）」の立ち上げに参画。現在はディレクションとバイイングを兼任する。今回は、国内外に広がるパイプやこれまでの経験を活かし、知る人ぞ知るブランドやクリエイターを集め、唯一無二で濃厚な購買体験を提案します。
@taniatsuhito

■札幌PARCO / 9月17日(土）＊雨天18日(日)
住所：北海道札幌市中央区南1条西3丁目3 屋上

Keboz / ファッションブランド
“着たい服をつくる”をコンセプトに掲げ、自身のルーツである野球や地元旭川をテーマにウェアを展開するブランド。相棒の「旭一」からコラボレーションでお馴染みのあのブランド、札幌といえばの名店まで、多彩な顔ぶれが「札幌パルコ」に集結します。
@keboz

■渋谷PARCO / 10月1日（土）
住所：東京都渋谷区宇田川町15-1 10F COMMUNE

stacks bookstore / ブックストア
本を媒介に、アート・ファッション・音楽・食などを自由に横断し、展示やものづくりなどを行う奥渋谷のブックストア。「スタックス ブックストア（stacks bookstore）」を主宰する山下丸郎さんは東京出身。国内外問わず広く張り巡らされたネットワークを武器に、ジャンルを問わず、幅広いラインナップを招集いただく予定です。いまの東京のムードをぜひお楽しみください。
@stacks_bookstore

■吉祥寺PARCO / 10月8日（土）
住所：東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 屋上

高橋ラムダ / スタイリスト
ラグジュアリーからストリート、さまざまなミュージシャンの衣装など、ファッションの面白さを広く伝え続けるスタイリストの高橋ラムダさん。吉祥寺の隣である三鷹出身で、吉祥寺は幼いころからの遊び場。地元ならではの先輩＆友人のブランドやショップはもちろん、自身のレアなコレクションや最近ハマっているヴィンテージ自転車も出品するとかしないとか!?
@tkhslmd

■仙台PARCO / 10月22日（土）
住所：宮城県仙台市青葉区中央3-7-5 パルコ2屋上

角張渉 / インディーズレーベル「カクバリズム」代表
YOUR SONG IS GOOD、SAKEROCK、キセル、cero、mei ehara、スカートなど、多くのミュージシャンを擁する音楽レーベル「カクバリズム」の代表。地元仙台での結成20周年イベントを控えるなか、その前夜祭も兼ね、パルコの屋上を盛り上げます。愉快な仲間たちによるフリマなどの出店や、仙台が誇る銘店の出張出店、アーティストによる弾き語りライブ、DJなど、秋が深まる11月の仙台でさまざまなカルチャーをお届けします。
@kakubariwataru

■広島PARCO / 11月5日(土）＊雨天6日(日)
住所：広島県広島市中区本通10-1 本館店頭

PROPS-STORE / セレクトショップ
東京・神宮前を拠点とするセレクトショップ。本店ではアメリカンインポートアパレル、ANNEXでは古着を中心にピックアップし、男女や世代を問わずアツい支持を集めています。ディレクターである藤井潤さんと土井健さんは広島出身。本イベントでは国内外で活躍するインディペンデントなブランドをはじめ、中国地方の有力店が参戦予定です。
@propsstore、@propsstore_annex

■福岡PARCO / 11月12日(土)
住所：福岡県福岡市中央区天神2丁目11-1 本館3F パルコファクトリー

マルヒロ　

長崎の工芸品 “波佐見焼” の産地メーカー「マルヒロ」。今年でちょうど設立10年目を迎えました。波佐見焼の裾野を広げることを目標に、いまや国内外問わず、数多のブランドを巻き込みながら活動しています。その唯一無二のディレクション力を、今回は「福岡パルコ」で発揮。東京・九州 etc…、ものづくりに携わるひとびとが集う、刺激的な空間をおたのしみください。

@maruhiro.hasami

イベントに向けてスペシャルなアイテムをせっせと仕込みました。

フイナムと一緒にものづくりをしてくれた8組のクリエイターはこちらです。

TANGTANG / Tシャツレーベル
2011年にデザイナーの丹野真人氏が、Tシャツをメインにスタートさせたレーベル。メッセージ性の強いオリジナルアイテムだけでなく、数多くのブランドやショップ、ミュージシャンとのコラボなどで、10年以上に渡りTシャツの可能性を発信し続けています。
@tangtang_design

バンドカルチャーと深い関わりを持つ〈タンタン〉らしく、ツアーTをサンプリングした仕上がりに。イベント名をバンド名よろしくなデザインでフロントに、バックには8都市の「パルコ」を回る日程と店舗名をオン。プリントはブラックと、土曜日をイメージしたブルーがラインナップされます。

Toyameg / イラストレーター
イラストレーターとしてBASI（韻シスト）、THE BAWDIES、DENIMSなどへのアートワークを提供したり、地元である福岡でアトリエ兼ショップの「パームハウス ブックアンドストア（Palmhouse books and store）」を運営。ZINEへ並々ならぬ愛情を注いでいます。
@_toyameg_

7月にNYを訪れていたそうで、公園やレコードにスケートボードなど、Toyamegさんの思い出がグラフィックに落とし込まれています。TシャツとロンTはホワイトとブラックボディ、スウェットはグレーとブラックボディを用意。アイテムごとに異なるプリントカラーは、ぜひ会場でお楽しみください。

ZECS / グラフィティアーティスト
2000年初頭よりグラフィティによる表現を始める。2010年ごろから作品などの制作も開始し、日々の生活で得たり感じたことや人物などを、オリジナルキャラのYUMYUMに投影。現在は名古屋を拠点に活動し、さまざまなブランドやアーティストとのコラボでも人気です。
@agamex

ZECSのアイコンであるオリジナルキャラのYUMYUMに、週末らしいチルな時間を感じさせるドリンクやスピーカーも描かれ、ZECS本人がプライベートでハマっている釣りは、あのアーティストの名盤のジャケットの魚をモチーフに。Tシャツ・ロンT・スウェットの3アイテムを展開します。

BOW WOW / ストリートブランド
さまざまなカルチャーが生まれ、混沌としたパワーが溢れかえっていた90年代の空気感を色濃く残しつつ、今のフィルターを通してアウトプットしたブランド。趣向を凝らしたオマージュやリメイクに加え、“愛嬌”のある服づくりで、他とは一線を画す存在感を放っています。
@bowwow__official

アメリカの某大学のスーベニアをサンプリングし、“SATUDAY NIGHT FEVER”の文字とグラフィックに月などを加え、カレッジ調のデザインでアウトプット。ボディはユーズド加工を施したブラックボディのTシャツオンリー、プリントはイエローとホワイトの2色をご用意しました。

El Burrito’s Skate Amigos / スケートチーム
ライターやキュレーターとして活躍する竹村卓氏や、フォトグラファーの平野太呂氏を中心に結成されたスケートチーム。ものづくりだけでなく、『Taqueria Magazine』という仲間や憧れのヒーローなどを紹介するWEBマガジンも運営。自分たちのやりたいことを、マイペースに活動中です。
@taqueria_tokyo

天気の良い週末に、ビールとタコスを片手に聴きたくなるメキシコの音楽隊をモチーフにしたTシャツや、リラックスしてクルーズデッキに乗りたくなるウィールを袖に落とし込んだロンT、そしてあのレイモンド・ペティボンによるチームロゴをアウトプットしたスウェットがラインナップ！

Color at Against / セレクトショップ
通称“カラアゲ” の愛称で親しまれ、都会の喧騒から少し離れた代々木上原で、店主の目と手が行き届いた、古着・ドメスティック・インポートを展開するショップ。名物店主のどこかユルい雰囲気が、そのまま落とし込まれたようなオリジナルアイテムも人気です。
@color_at_against

“Weekends”をテーマにデザインされたＴシャツは、架空のカレッジサークル「SATURDAY NIGHT FEVER」のもの。毎日通った校舎のプリントは、サークル活動で着続けヒビ割れ、日焼けしたボディはまるでヴィンテージＴシャツの様相。リアルな加工感は〈バウワウ（BOW WOW）〉のなせる業です。

PAJA STUDIO / プリントスタジオ
シルクスクリーンを武器に、ユース世代のクリエイターがインディペンデントな動きで注目を集めるプリントスタジオ。さまざまなブランドやアーティストのものづくりを裏方としてサポートし、今や東京のカルチャーに欠かせない存在です。ちなみに今年は祝、3周年です!!
@pajastudio

Tシャツ・ロンT・スウェットの3アイテムがラインナップされ、各アイテムごとにデザイン＆ボディカラーなどが全て異なるのも見どころ。全アイテムに共通して、フロントにグラフィックが落とし込まれています。シルクスクリーンというアナログで温かみがある、メロウな空気感も感じてみてください。

is-ness / ファッションブランド
“存在そのもの”をブランド名に掲げ、アート・ミュージック・ファッションを軸に2001年にスタート。今回のアイテムは〈イズネス〉より派生した、ミュージック＆カルチャーとファッションの融合がコンセプトの「ISNESS MUSIC」よりリリースされます。
@isness_official

フェス気分を盛り上げてくれるようなブランド定番のデザインで、イベント名の頭文字をフロントに落とし込みました。同じデザインでTシャツとロンTの2アイテムをご用意し、Tシャツは帯付きの12incのレコード風、ロンTは往年のカセットケースを彷彿させるラジカセケースに入れて販売します！

全国8箇所での開催ということで、8組のクリエイターにお声がけしたわけですが、全国どこに行っても同じものを置いてますので、ご安心を。

イベントはもちろん入場無料。物販、フリーマーケット、ワークショップ、DJなどなど、お腹いっぱいの1日になること間違いなしです。

各地域ごとの情報は随時発信していくので、フイナムの記事やSNSをお見逃しなく。

この秋、フイナムとパルコが織りなす一大カルチャーフェスティバルに、どうぞご期待ください。