中迫梨恵/BEAK 585 GALLERY
大阪府出身。2023年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了。意識に連動する身体をテーマに水彩、油彩、陶土を用いて制作をおこなう。
主な個展に「そのk、発音するの忘れてる」(gallery ami-kanoko、大阪、2024年)、「からだは水のようになめらかに」(gallery morning、京都、2025年)。主なグループ展に「it’s gonna be awesome」(YOD gallery、大阪、2022年)、「STILL」(BEAK 585 GALLERY、大阪、2025年)、「QUALIA FO(U)RMS」(hatoba gallery、京都、2025年)など。
2021年京都市立芸術大学作品展にて市長賞、2023年同作品展にて奨励賞受賞。
●掲載作品●
《flow into dream》2026, 606×727mm, Acrylic and oil on canvas
山田紗世/gekilin.
1998年生まれ。大阪府在住。美術家。
シルクスクリーンの技法を駆使し、セレンディピティを頼りに手彩色を施すことで絵の具と版画のレイヤーを重ね合わせる表現を追求している。
日頃から書き溜めているドローイングをスキャンして作る原稿はその際に出てしまった汚れなどもそのまま反映させ、版に落とし込むことで、静的な線と動的な色彩の調和を生み出す。
このプロセスでは、手作業による偶然性を大切にし、計算された版と自由な彩色が交錯する瞬間を表現している。
シルクスクリーンによる精緻な形状と、モノタイプならではの一度きりの印象が融合することで、視覚的なリズムと層を感じさせる作品が生まれる。版は一種のコピーペーストであり、同じ版を全く別の作品に使用することによって版の複数性も大事にしている。
日頃から書き溜めているドローイングは生活から得たモチーフと作者の思う命をかき混ぜた小さなパーツのようなものが多く、何度も意識の片隅を見つめる工程となる。
●掲載作品●
《ヘンシン》2026, 400×265mm, シルクスクリーン、アクリル絵の具、パネル、ロサスピーナ
山田千尋/Gallery Nomart
1994年京都府生まれ。通常目を向けられることのない歪なモチーフ(例えば傷口のディティールや動物の遺骸)や記憶の中にある風景などを、軽やかな色彩と透き通るような質感を感じさせる筆跡で描く画家、山田千尋。山田の描く常識的なものの見方、捉え方に一石を投じるかのような絵画は、その視点のユニークさだけでなく、物事をあらゆる角度から偏見なく捉え、かけがえのないものへと昇華する彼女の思考そのものと合わせて、多くの共感を得ている。
2016年京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業。同年アンタルヤ国際アートシンポジウム(トルコ)に参加。
主な展示に、「SF」(個展 / ギャラリーノマル、大阪、2026年)、「LET’S GET BACK」(個展 / 国登録有形文化財 旧上田家住宅、京都、2025年)、「京都府新鋭選抜展 2023」(毎日新聞社賞受賞 京都文化博物館、京都、2023年)、「U30 – Whom do you suspect?」(ギャラリーノマル、大阪、2020年) 、「つなぐ・つながる」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2020年)など。
●掲載作品●
《Iceblink #2》2026, 410×410mm, Oil on canvas